デニムを夏に履くと暑い…夏にデニムをサラリと履く方法!

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ファッションアイテムの定番はデニムパンツですよね。

しかし!

デニムを夏に履くとどうしても蒸れて暑くなります。

どうにかデニムを夏でも涼しく履ける方法はないのでしょうか?

そこで今回は、夏にデニムをサラリと履く方法についてまとめました。

夏にデニムを履くと暑い!サラリと履く方法!

デニムのイラスト

夏にデニムを履くときのポイントは、

  • デニムの素材
  • 生地の厚さ(オンス)
  • デニムのシルエット
  • デニムの丈

の4つです。

この4つのポイントを抑えると夏でもデニムを涼しく履けます!

夏に履くデニムの素材

糸のイラスト

デニムの素材は基本的に綿100%です。

綿は汗や水分が付くと固くなりやすく、乾きにくいので蒸れやすい素材です。

素材のデメリットを解消するためにデニム生地には色々なタイプのものがあります。

夏に履くデニムは綿100%でなく混合素材のデニム生地を選んで下さい。

麻混デニム

麻の葉のイラスト

綿に麻を混ぜた生地です。

綿100%に比べて少しザラザラした手触りがします。

通気性が良いのが特徴で、汗をかいても肌に張り付かずに快適に過ごせます。

和紙デニム

和紙から出来た糸と綿の糸を一緒に織った生地です。

とても軽いのが特徴です。

和紙は吸湿性に優れ、通気性も良く、速乾性もあります。

暑い夏のデニムには持ってこいの素材です。

ポリウレタン混デニム

普通のデニム生地は綿100%で伸び縮みしません。

ポリウレタン混デニムの生地は伸び縮します。

伸縮しやすいポリウレタン素材の糸と一緒に織っているからです。

ストレッチしない綿100%のデニムだと、椅子に座る時にスボンの膝の部分がつっかかるような感じがします。

ポリウレタン混デニムの場合は脚の動きに合わせてデニムが伸び縮みするため、夏の暑い時に汗をかいてもストレスなく動くことが出来ます。

夏に履くデニムの生地の厚さ(オンス)

デニム生地の写真

デニムの生地の厚さの単位はオンスです。

生地の厚みではなく、1平方ヤードあたりの生地の重さを表しています。

一般的なデニムパンツは14オンスです。

10オンス未満はライトオンスと呼ばれ、薄いタイプのデニムです。

20オンス以上はヘビーオンスと呼ばれ、分厚くて重いタイプのデニムです。

一般的な14オンスは1年間を通して履くことが出来ます。

日本のようなジメジメとした夏の暑い時期に、サラリと涼しく履きたい場合は14オンスよりも薄いデニム生地のパンツを選んで下さい。

夏に履くデニムのシルエット

デニムのシルエットは様々です。

デニムを履いて暑く感じないようにするためには、脚に生地がぴったり付かないシルエットを選んでください。

スキニータイプは一番タイトなシルエットです。

履くと脚にピタッと付くような感じがするため、夏に履くと汗で余計に生地が脚にくっつき、とても暑く感じます。

ルーズストレート・ボーイフレンド・フレアータイプなどが生地と脚の間に余裕があるタイプになります。

夏場は少し余裕のあるシルエットの物を選ぶようにしてください。

すっきりしたシルエットが好きだけど、暑いのが嫌だという方は、テーパードやスリムタイプがオススメです。

裾に向かって少しずつ細くなっていくシルエットになっています。

スキニーとは違って腰や太もものあたりはゆとりがあり、膝より下が細めになっています。

そのため、スキニーほどの暑く感じにくいのが特徴です。

夏に履くデニムの丈

デニムをロールアップするイラスト

デニムの丈は裾が短めのものを選ぶか、長いものはロールアップしてください。

ロールアップとは裾を1回か2回折り上げて裾の丈を短くすることです。

裾が短いと裾の部分の締め付けが無くなり、足元が涼しく感じます。

また、見た目も暑苦しくなく涼しげな感じがします。

ロールアップする幅が太すぎると子供っぽく見えてしまうため、ロール幅は3cm前後がオススメです。

夏にデニムを履くメリット

夏のデニムは暑いイメージがありますがデニムを履くメリットもあります。

コーディネートしやすい

ダメージデニムのイラスト

デニムといえばブルーデニムです。

濃いブルーもから淡いブルーまで様々ですが、濃淡に関わらず青い色はさわやかな印象になります。

白いTシャツと合わせるシンプルな着こなしでも、海をイメージするような涼しげな印象のコーディネートになります。

トップスが派手な色でも、柄物でも、デニムはとても合わせやすいのが最大のメリットです。

夏は色々とイベントも多く、出かける機会も増えると思います。

デニムはコーディネートが楽なので、お出かけ前の時間短縮になりますよ。

また、カラーデニムも夏のアウトドアや野外イベントの時にはオススメです。

とても元気で、楽しい印象のコーディネートになります。

汚れが目立ちにくい

夕立で泥はねで汚れても、濃い色のデニムだと汚れが目立ちにくいです。

アウトドアや野外イベントで汚れてしまっても大丈夫です。

汚れや傷を「味」として楽しむこともできます。

虫に刺されにくい

デニムは生地が丈夫に作られています。

パンツの上から虫に刺されるのを防ぐ効果があります。

日焼け防止

デニムのショートパンツで効果はありませんが、肌の露出を控えることで日焼け防止になります。

まとめ

夏にデニムをサラリと涼しく履くためにはいくつかポイントがあります。

  • デニム生地が綿100%のものは避ける
  • 生地の薄いパンツ
  • 脚に生地がぴったりと付くシルエットは避ける
  • 短めの丈を選ぶか、ロールアップする

の4点です。

そもそも、デニムは作業着として頑丈に作られたのが始まりです。

頑丈さゆえ、どうしても夏の暑い日は汗で蒸し暑く感じてしまいます。

いくつかポイントに気をつけることで、その暑苦しさもかなり軽減します。

デニムはコーディネートしやすく、虫除けや日焼け防止のメリットもあります。

夏の暑さに負けずにデニムファッションを楽しんでくださいね!

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