バケツに水は何リットル入るの?バケツの号数と水の容量と直径と高さなどのまとめ

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バケツに水は何リットル入るのでしょうか?

サイズによっても違いますが、一般的に良く使うバケツは6リットル~11リットル入る物が多いです。

バケツは号数によってサイズ分けされていますが、業界で特に決まったルールはありません。

そこで今回はバケツの号数や容量をまとめてみました。

バケツに水は何リットル入るか

バケツと雑巾の写真

一般的にバケツの容量が6リットルから11リットルの製品がホームセンターなどで販売されています。

大きい物は18リットル入る物も販売されていました。

昔ながらのトタンバケツと良く見かけるプラスチックのバケツは形が違います。

トタンバケツは号数によって規格が決まっていますが、プラスチックバケツは決まっていません

トタンバケツの容量

トタンバケツの写真

昔ながらのトタンバケツはバケツの雰囲気がレトロです。

もちろん今でも販売されていますが、少し重たく、値段が高いです。

素材が金属製なのでプラスチックバケツより頑丈なのがメリットです。

トタンバケツのサイズと容量を一覧にまとめました。

号数 容量 直径 底の直径 深さ
特1号 3L 20.8 14 13.1
特2号 5L 25.6 16.7 16.7
1号 6L 25.8 16.7 19.6
3号 8L 27.6 18.9 20.3
4号 9L 29.8 18.8 18.6
5号 10L 29.8 20.6 21.2
6号 11L 30.4 20.6 22.3
8号 13L 29.7 20.6 25.8
10号 15L 31.5 20.6 27.8
12号 18L 31.5 23.9 29.5

※直径・深さの単位はcm

トタンバケツは号数によってサイズ分けされています。

メーカーが違っていても号数が同じバケツはサイズが一緒です。

良くで見かけるプラスチック素材のバケツは号数によって分けられていません

プラスチックバケツの容量

サイズの規格が決まっていないプラスチックバケツは、何リットル入るか表示してあります。

ホームセンターなどでよく販売されているので、トタンバケツより手に入れやすく、軽くて安いです。

プラスチックバケツの容量とサイズを一覧にまとめました。

容量 直径 深さ
約4L 約24cm 約15.5cm
約5L 約24cm 約19cm
約8L 約26cm 約23cm
約10L 約28cm 約26cm
約12L 約34cm 約22cm
約13L 約30cm 約28cm
約15L 約31cm 約30cm
約20L 約34cm 約32cm
約22L 約35cm 約39cm
約25L 約37cm 約34cm

プラスチックバケツはメーカーによって大きさが様々です。

4メーカーの平均値を一覧にしています。

微妙にサイズが違うため、違うメーカーのバケツを買うと、重ねることが出来ない可能性もあります

1cm以上差があるバケツもありました。

同じバケツが欲しい時はバケツの裏面などに表示されている型番を確認して同じ物を探してください。
バケツ裏面の型番とメーカー表示

その他のバケツ

シリコン製の折りたたみバケツ

トタンバケツとプラスチックバケツ以外にも様々な素材のバケツがありました

布製のバケツや、シリコンを使った折りたたみバケツ、四角いバケツ、注ぎ口の付いたバケツ、フタ付きバケツなど多種多様です。

いろんな形のバケツがありすぎて一覧にはまとめきれませんでした。

バケツの容量の計算方法

いろいろな形のあるバケツですが、容量を計算する時はどのように計算すればよいのでしょうか?

形別にまとめてみました。

四角いバケツ

簡単に求められるのが、四角いバケツです。

横幅 X 縦幅 X 高さで容量が求められます。

ホームセンターで見かけた10リットル入る四角いバケツの容量を計算してみます。

内寸横幅 28cm 縦幅 25cm 高さ 24cmの四角いバケツでした。

28cm X 25cm X 24cm = 16,100 立法センチメートルになりした。

1,000立法センチメートルが1リットルなので、約16.1リットルの水を入れることができます

あれ?

なぜか容量と入る水の量が違います。

プラスチックバケツ

次に10リットル入るプラスチックバケツの容量を計算してみます。

丸いバケツは少し難しくなります。

バケツの半径 X 半径 X 3.14 X 高さで求められます。

約10Lはいるバケツは直径28cm x 高さ約26cmでした。

半径14cm X 14cm X 3.14 X 26cm = 16,001 立法センチメートルになりました。

プラスチックバケツも10リットルのバケツに対して約16リットルの水を入れることができます

こちらも表示されている物よりかなり多めに入ります。

なぜなのでしょうか?

トタンバケツ

トタンバケツはいびつな形をしています。

直径と底面の直径が違います。

正確に求めようとすると数学になってしまうので、生活で必要な範囲でざっくりした計算方法で求めます。

バケツの底の直径と直径の平均値を出して2で割ります。

平均値を出して、バケツが円柱形だったと仮定します。

10リットル入る5号サイズのバケツで計算してみます。

5号サイズのバケツは直径29.8cm、底の直径20.6cm、高さが21.2cmです。

直径29.8cm X 底の直径20.6 ÷ 2 = 25.2cm

直径の平均値が25.2cmです。

半径12.6 X 12.6 X 3.14 X 21.2cm = 10,568立法センチメートルになりました。

約10.5リットル入る計算になります。

トタンバケツは内容量通りの計算になりました。

なぜ計算すると容量が違うの?

プラスチックバケツは円柱形のバケツも四角形のバケツも容量を計算してみると6リットルも多かったです。

トタンバケツは容量通りでした。

なぜこのような差が生まれるのでしょうか?

バケツを満タンに入れて使うことはありません。

八分目ぐらいまで水を入れて使うのが一般的です。

古くからあるトタンバケツの場合は号数によってサイズが決まっているため、容量もきっちりと計算され、規格通りに生産されています。

プラスチックバケツの場合はメーカーの親切心で使用量の六~七分目程度の容量表示になっています。

そのため、容量を計算してみるとプラスチックバケツの方が容量が多くなっています。

まとめ

バケツに入る水の量はサイズにもよって違いますが、良く使うバケツは6リットル~11リットル入ります。

トタンバケツは号数によってサイズが決められています。

メーカーが違っても同じ号数ならサイズは一緒です。

プラスチックバケツの場合は決まった規格がありません。

メーカーによって販売しているサイズも容量もバラバラです。

違うメーカーのバケツを重ねると抜けなくなることもあります。

バケツに入る水の容量を計算してみると、プラスチックバケツは表示されている容量よりかなり多めに水が入ります。

トタンバケツは決められた容量通りの水しか入れることができません。

トタンバケツを購入する時は必要な容量の号数を確認してから購入してください。

プラスチックバケツを購入する時は表示されている容量より1つ下のサイズを買うと丁度良いサイズになります。