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体と心の疲れを癒してくれるリラクゼーションサロン。
しかし、実は通いすぎると体に悪影響なのはご存知ですか?
リラクゼーションサロンには適切な頻度と、自宅で出来るケアを合わせると効果的です。
体に正しいケアを施して、疲れを溜めない体作りを心掛けれるように今回はリラクゼーションサロンに行く頻度についてまとめました。
※この記事の身体=心身、体=肉体、の意味で使い分けしています。
リラクゼーションの効果的な頻度とは?
個人差もありますが、リラクゼーションサロンへは月に2回程度の頻度がオススメです。
あまり間をあけすぎると疲れが溜まりきった状態に身体が完全に戻ってしまいます。
疲れが溜まりきった状態からまた少しずつ筋肉の緊張をほぐしていっても、次の間隔があけば身体は元に戻ってしまいます。
身体に疲れが溜まりきる前に、身体の緊張をほぐし、筋肉にアプローチする事で少しずつ筋肉が柔らかい状態を維持することができます。
すると普段から疲れが溜まりにくい状態を作ることができるようになります。
リラクゼーションは疲れた時に利用する印象が強いですが、疲れを溜めないために利用することでより効果的に身体の疲れを改善する効果があります。
頻繁に行くデメリット
疲れを溜めない為とは言っても頻繁に行きすぎるのはオススメしません。
体に頻繁に刺激を与える事によって、筋肉が刺激に慣れてしまい、より強い刺激を求める悪循環に陥ってしまいます。
そしてさらに強い刺激のマッサージなどを続けると、筋肉の繊維を傷つけ、硬くなってしまい、余計に疲れを感じやすくなってしまいます。
適度な頻度で、少しずつ筋肉と緊張をほぐすことが疲労の改善に繋がります。
自宅でできるリラクゼーションケア
なかなか時間を作れず、リラクゼーションサロンなどに足を運べない事もありますよね。
自宅でできる部位別のケア方法を少しだけご紹介します。
リラクゼーションサロンに行けない時は自宅で筋肉の緊張をほぐして、身体が疲れを溜めきっていない状態を維持してください。
目の疲れのケア
頭皮をマッサージしてください。
シャンプーしながらするのがオススメです。
また、目の少し横、こめかみより少し上に窪みがあります。
この窪みをじんわりマッサージするのも目の疲れに効果的です。
また、濡れタオルをレンジで温めてホットアイマスクをするのもオススメです。
目の周り、眉のあたりを軽く指圧すると目の周りの筋肉がほぐれます。
首・肩の疲れのケア
デスクワークなどで同じ体制が続くと肩凝りなど辛いですよね。
肩首を温めたり、首をまわしてみるのもいいですが、実は肩と首は腕の筋肉と繋がっています。
腕を揉んでみたり、手首を回すと肩~首の筋肉がほぐれやすくなります。
首を寝違えた時などにも効果的です。
また、デコルテ(鎖骨の下あたり)を軽く指圧したりするのもオススメです。
腰痛のケア
腰痛の位置によりますが、寝転んで腰を捻るストレッチ、また腰の筋肉は太腿の後ろと繋がっています。
前屈などをして、太腿の筋肉を伸ばす事も腰痛改善に繋がります。
腰痛が下の方、お尻に近い位置の場合はお尻の筋肉をほぐすことで改善される可能性があります。
テニスボールの様なものを寝転びながらお尻で踏んで刺激すると良いでしょう。
脚の疲れのケア
お風呂で揉んでみたり、足首を入念に回すことで血行を良くし、だるさの改善に繋がります。
また、膝の裏や太腿の付け根(鼠径部)には老廃物が溜まりやすいです。
軽く撫でるなどすると脚のむくみを改善してくれます。
足の裏を刺激するのもオススメです。
全体のケア
お風呂上がりの体が温かいうちに、全身をストレッチで伸ばすこともオススメです。
体を柔らかく保つことで普段から疲れを溜めにくくする効果があります。
更に体が太りにくい体質を作りやすくなりますので、ダイエットにも効果的です。
まとめ
より効果的に身体のケアを行うためには、適切な頻度でリラクゼーションに通うことが大切です。
2週間に1回程度がベストです。
身体が疲れを溜め込んで、元に戻らないうちに行き、筋肉が柔らかい状態を維持することで疲れにくい体を作ってください。
頻繁に通いすぎると、筋肉が刺激に慣れてしまい余計に疲れを溜めてしまうので、オススメできません。
また、自宅でのケアを行う事で体の状態を維持し、疲れを溜めにくい体作りに繋がります。
普段からのストレッチや、意識して姿勢を正すと更に健康的な身体になりますよ!