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夏祭りや縁日で多く見かける輪投げ。
日本に昔からある遊びです。
子供会や、町会の夏祭りで輪投げをしようと思った時、どんなルールがいいのか迷いますよね。
そこで、今回は夏祭りなどで子供からお年寄りまで楽しめる輪投げのルールをまとめました。
夏祭りの輪投げのルール
夏祭りや縁日の輪投げは楽しむことが目的です。
参加した人全員に楽しんでもらうためには、できるだけシンプルなルールで”輪投げ”を楽しんでもらう必要があります。
輪投げの公式ルールは夏祭りの輪投げには向いていません。
そこで、的までの距離、投げる輪、投げる輪の数、参加者に楽しんでもらえるようにアレンジすることが大切です。
輪投げに重要な「シンプルなルール」
夏祭りの輪投げでは数時間の間にたくさんの方が来ます。
そこで、ルールはできるだけシンプルにしておく必要があります。
投げる位置、輪の本数、判定、的など様々なことを考えなくてはいけません。
また、輪投げでトラブルが起きやすい原因の1つに「微妙な判定」があります。
的に景品(ぬいぐるみやお菓子など)そのものを使うこともありますが、投げ輪が景品に入ったかどうか微妙な時があります。
公式ルールを確認にも、「審判の裁量による」となっています。
トラブルを避けるためには、微妙な時のために予めルールを決めておき、誰にでも分かるように看板を作っておくことをオススメします。
夏祭りの輪投げのルールの例
これは私が子供会の夏祭りで輪投げをやった時のルールです。
- 輪は1回3本
- 的までの距離
- 的に完全に通すこと
- ラインは踏まない
- 両足は地面につけて投げる
- 投げた輪が止まるまでラインを越えたり、次の輪を投げない
最後の3つは大きく張り紙に書いておきました。
分かりやすく書くと子供同士で注意してくれるので楽でした。
夏祭りの輪投げの的
夏祭りの輪投げをする時はできるだけお金をかけずに景品に予算をまわしたいですよね?
そこで、ペットボトルを輪投げの的に使うのはいかがでしょうか?
水を入れたペットボトルは重たくて、輪を投げてもなかなか倒れません。
500ミリリットルの細い物は1点、1.5リットルや2リットルの太い物は2点や3点など遠くに置いて高得点にします。
景品の数が少なくなるにつれて、ペットボトルを少し遠くへ動かすなどして、調整することもできます。
私の場合は手前の500ミリリットルのペットボトルを1点、真ん中の1リットルを2点一番後ろの2リットルを3点にしていました。
1点~2点でお菓子、3点~4点でお菓子、5点以上でおもちゃを景品にしていました。
夏祭りの輪投げの輪
輪投げの輪もお祭り道具のレンタル業者から借りることもできますが、荷造り用のビニール紐で作ることができます。
夏祭りや縁日の始まってすぐの参加者に投げる輪を結んでもらうと、紐を切っておくだけで準備ができます。
無くなっても、すぐに補充することができます。
ビニール紐は太さ10mmの物が輪投げの輪として最適ですよ!
また、軽いため、投げるのに少しコツがいります。
1本目はだいたい外してくれますよ!
夏祭りの輪投げ距離
できるだけ多くの参加者が楽しめるようように、距離を決めるのが一番重要です。
投げる輪の数をが3本だったら、多くの方が一投目は失敗、二投目で手前の的、三投目に遠くの的を狙って失敗します。
そのため、一番手前の的には確実に入れてもらえるような距離にしておく必要があります。
参加者も見ている方も投げた輪がぜんぶ入っても、全く入らなくても面白くありません。
そこで、私が実験した距離を表にしてあります。
参加者 | 距離 |
---|---|
大人男性 | 130~150cm |
大人女性 | 110~140cm |
高齢者 | 110~140cm |
中学生 | 110~140cm |
小学生 | 90~100cm |
幼児 | 50~80cm |
投げる距離を決める参考にしてください。
投げる位置を3~4段階ぐらい用意しておくと便利です。
私は4段階でやっていました。
大人:140cm、高齢者・女性・中学生・小学校高学年:120cm、小学校低~中学年:100cm、幼児:80cmです。
見た目で判断していたので子供によっては短い距離になっている子供もいましたが、そこはあまり気にせずに進めていました。
距離を決める時は、試しに輪と的を作って輪投げをして決めてくださいね。
どれぐらいの距離が入りやすいか分かりやすいですよ!
夏祭りの輪投げの景品
景品も悩みの種の1つです。
ゲームの予算にもよりますが、校区の小学生の人数の2割~5割増ぐらいが最適です。
一番下の景品を6~4割、二番目の景品を2~3割、一番良い景品を1割で準備しました。
20円、50円、100円ぐらいの金額の物で、お菓子やおもちゃなどいろいろありました。
1本も輪が入らなくても子供の場合は渡していました。
それでも、4時間ぐらいの夏祭りの間に95%の景品が消化されて、程よく残りました。
私の子供会の場合はお金ではなく参加券が回覧板で配られていたので人数を把握しやすかったのも1つあります。
なるべく余ったり足りなくならないように最後の方は2点以上のペットボトルの位置を調整しながら行っていました。
これがペットボトルの的の利点です。
輪投げ用の的だとどうしても移動させたりすると全体を移動させる必要があります。
まとめ
夏祭りや縁日、子供会のゲームの担当になると大変ですよね。
私も経験があります。
夏祭りで輪投げをやる時はシンプルなルール設定でやることをオススメします。
分かりやすいくて、誰でも楽しめるルールで行い、1本の輪は的に入るような距離やルール設定を考えてください。
私の経験が参考になれば幸いです。
やっている間はあっという間です。
頑張って楽しんで、乗り越えてください!