缶コーヒーのカロリーはどのくらい?砂糖の量と体への影響

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私達の生活にも身近な存在の缶コーヒー

仕事前や合間につい飲んでしまいがちですが実はカロリーや砂糖の量が多い飲み物です。

缶コーヒーは「カロリーの点滴」とも言われています。

また、微糖や無糖の商品には人工甘味料や副作用がある成分が含まれています。

そこで今回は、缶コーヒーのカロリーと砂糖の量、体への影響についてまとめました。

缶コーヒーのカロリーと砂糖の量

缶コーヒーのイラスト

缶コーヒーのカロリーは約30~70キロカロリーであることが多いです。

砂糖の量に例えると上白糖で大さじ1~2杯(9~18g)に当たります。

角砂糖で1.5~3.5個分のカロリーになります。

1日の砂糖の摂取量の目安はおおよそ25g(小さじ6杯程度)が推奨されています。

缶コーヒーを2~3本飲むと1日の砂糖の摂取量を満たす計算になります。

気軽に飲めるため、つい朝の一服や昼の休憩などで摂取してしまいがちですが、缶コーヒーの

カロリーと砂糖の量は体に大きな影響があります。

代表的な缶コーヒーの種類と砂糖の量ランキング

角砂糖のイラスト

大手メーカーの代表的な缶コーヒーとカロリーと砂糖の量をランキングにしてみました。

砂糖は角砂糖を1つ19キロカロリーで計算しています。

ブラックコーヒーはどれも0キロカロリーだったので省きました。

メーカー 商品名 内容量(g) カロリー(㎉) 砂糖の量(個)
コカ・コーラ ジョージア マックスコーヒー 250 120 6.3
コカ・コーラ ジョージア カフェ・オ・レ 250 112.5 5.9
コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン カフェラテ 260 111.8 5.9
UCC ミルクコーヒー 250 110 5.8
UCC BARISTA 濃厚カフェラテ 185 109 5.7
サントリー ボス カフェオレ 185 81.4 4.3
アサヒ ワンダ 特製カフェオレ 185 74 3.9
サントリー ボス レインボーマウンテンブレンド 185 66.6 3.5
ダイドー ブレンドコーヒー 185 66.6 3.5
コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテンブレンド 185 64.8 3.4
アサヒ ワンダ モーニングショット 185 62.9 3.3
サントリー プレミアムボス 185 59.2 3.1
サントリー ボス グリーン(特定保健用食品) 185 57.35 3
コカ・コーラ ジョージア ザ・プレミアム 微糖 260 54.6 2.9
ダイドー デミタスコーヒー 150 54 2.8
UCC BARISTA エスプレッソロースト 155 52.7 2.8
ダイドー デミタス微糖 150 49.5 2.6
サントリー プレミアムボス 微糖 260 49.4 2.6
ダイドー コク深ブレンド微糖 世界一のバリスタ監修 185 48.1 2.5
UCC ブレンドコーヒー 185 40.7 2.1
コカ・コーラ ジョージア エメラルドマウンテンブレンド 至福の微糖 185 38.9 2
コカ・コーラ ジョージア ヨーロピアン コクの微糖 185 38.9 2
サントリー ボス 贅沢微糖 185 38.85 2
アサヒ ワンダ 金の微糖 185 35.2 1.9
UCC ブレンドコーヒー 微糖 185 25.9 1.4
UCC ブレンドコーヒー カフェ・オ・レ 185 25.9 1.4
アサヒ ワンダ エクストラショット 185 20 1
平均   196.9 61.8 3.2

缶コーヒーの中でも特にカフェオレタイプは飛びぬけてカロリーが高くなっています。

微糖のコーヒーにも1.5個~2個ぐらいの角砂糖が入っている計算になりました。

ブラックや微糖であれば日常的に摂取しても体に影響がないわけではありません。

缶コーヒーに含まれている人工甘味料が体に害を及ぼす可能性が指摘されています。

缶コーヒーの甘味料

無糖の缶コーヒーを飲む男性のイラスト

ブラックや微糖の缶コーヒーはカロリーを気にしている方や、甘みを感じる方に飲みやすく調整してあります。

微糖や無糖の缶コーヒーには人工甘味料の「スクラロース」「アセルスファムK」「アステルパーム」などが使用されています。

人工甘味料は甘みはありますがカロリーが低く抑えるための物質で、多量の摂取により下痢や血糖値の異常な上昇などが副作用として現れます。

また、無糖のコーヒーでも香料乳化剤がふくまれていて、多量に摂取することで下痢や血圧の低下などが副作用として挙げられます。

今コーヒーの過剰摂取による体への影響

コンビニコーヒーを飲む女性のイラスト

缶コーヒーを過剰摂取することでカロリー、砂糖の摂りすぎに繋がります。

また毎日飲むことにより蓄積され、糖尿病やカフェインによる不眠などを引き起こす原因になります。

人工甘味料や乳化剤の過剰摂取で下痢などの体調不良を引き起こすことも分かっています。

毎日の継続的に複数の缶コーヒーを飲むことはカロリーと砂糖の摂取量が増え、体調にも影響が出る可能性があるため、注意するようにしてください。

できれば、コンビニコーヒーなどに置き換えるなどの措置を取ってください。

1週間に1~2本程度に抑えることをオススメします。

まとめ

缶コーヒーのカロリーを砂糖の量で計算すると角砂糖1個~6個程摂取していることになります。

平均すると缶コーヒー1本辺り61.8キロカロリーで角砂糖3.2個分です。

成人の1日の砂糖の摂取量は25gで、角砂糖8.3個分です。

缶コーヒーを朝・昼・夕方に1本ずつ飲むと1日の砂糖の摂取量を超えてしまう計算になります。

また、缶コーヒーには糖分以外にも香料や乳化剤、人工甘味料など体に影響を与える成分が含まれています。

毎日の習慣化や過剰摂取は体調を崩してしまったり、不眠症や下痢、更に糖尿病などの危険な病気になってしまう原因にもなります。

手軽に飲める缶コーヒーですが、毎日の摂取は控えて糖分の摂りすぎには注意するよう心がけてください。

私も缶コーヒーからコンビニコーヒーに乗り換えました。

1日2~3本毎日のように飲んでいました。

今はコンビニコーヒーを2杯、お砂糖をスティックシュガー半分で飲むようにしています。

砂糖は8gで角砂糖2個分で抑えるようにしています。

缶コーヒーだと微糖1本分ぐらいの量です。

コーヒーを買いに行く手間は増えましたが味も砂糖の量も減らせて満足しています。