フルーツは冷蔵庫に入れない方がいい種類も!?9つのフルーツの保存方法

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フルーツは一般的に冷蔵庫で保存しますよね?

しかし!

フルーツの中には冷蔵庫に入れない方がいい種類があるのはご存知ですか?

甘くて美味しいフルーツはついつい冷蔵庫に入れて冷やしてしまいがちです。

冷蔵庫に入れてしまうと傷む原因になることもあります。

そこで今回は、どんなフルーツを冷蔵庫に入れない方が良いのかまとめました。

冷蔵庫に入れない方がいいフルーツ

暖かい土地で育つフルーツや、追熟させるフルーツ冷蔵庫に入れないことをオススメします。

暖かい土地で育つフルーツ

南国のイラスト

南国などの暖かい土地で育つフルーツは低温が苦手なことが多いです。

南国で育ったフルーツを冷蔵庫に入れると低温障害や味が落ちることがあります。

低温障害になると色が黒くなったり、穴が開いたりします。

南国産のフルーツを冷やして食べたいときは、食べる少し前に冷蔵庫に入れてから食べるようにしてください。

追熟させるフルーツ

フルーツの中には熟してから収穫するフルーツと、収穫した後に追熟させるフルーツの2種類があります。

追熟させるフルーツを冷蔵庫に入れてしまうと、熟されるまで時間がかかります。

早く美味しく食べたい時は冷蔵庫に入れずに追熟させるようにしてください。

冷蔵庫に入れない方がいいフルーツ8+1選

身近にあるフルーツの中で冷蔵庫に入れない方が良いフルーツを8つご紹介します。

普段は冷蔵庫に入れているフルーツも、実は入れない方が美味しくいただける可能性がありますよ!

ぜひ参考にしてくださいね。

バナナ

バナナのイラスト

バナナは南国育ちのフルーツで低温が苦手です。

冷蔵庫に入れてしまうと黒く変色してしまいます。

また、バナナは繊細で触った部分や机に置いてある部分から傷みはじめます

バナナハンガーなどに吊るして保存しておくのが長持ちさせるポイントです。

みかん

皮をむいたみかんのイラスト

南国とまではいきませんが、実はみかんも暖かい土地で育つフルーツです。

風通しが良く、適度に涼しい場所で保存するようにしてください。

みかんはつぶれると傷みやすいため、箱で買った場合は下の方から食べていくのがポイントです。

リンゴ

リンゴのイラスト

リンゴは暖かい土地で育ったわけでも、追熟させるフルーツでもありません。

リンゴの場合は少し事情が異なります。

リンゴは”エチレン”を多く発生させるフルーツです。

”エチレン”は他の食べ物を熟成させる成分で、リンゴを冷蔵庫に入れて保存すると他の果物や野菜が傷みやすくなります。

リンゴと一緒に冷蔵庫に入れてしまうと、周りのものが傷みやすくなってしまいます。

冷蔵庫に入れる場合は、他の野菜や果物と離れた場所に入れるか、りんごをビニール袋に入れることがポイントです。

実はバナナも”エチレン”が出やすいフルーツです。

西洋なし

西洋なしのイラスト

西洋なしは追熟させるフルーツです。

20度前後の室温での保存が適しています。

皮が黄色くなり、香りが強くなってきます。

その頃にはお尻の部分が柔らかくなってきて食べ頃です。

食べる2~3時間前に冷やしておくと甘みがより感じられて美味しくいただけます

熟し過ぎて、すでに食べ頃になっている場合は冷蔵庫に入れて保存し、できるだけ早めに食べるようにしてください。

メロン

 メロンのイラスト

メロンも追熟が必要なフルーツなので常温で保存するようにしてください。

西洋なしと同じように、皮が黄色くなって香りが強くなり、お尻の部分が柔らかくなっていれば食べ頃です。

メロンは冷やしすぎると味が落ちてしまうので食べる直前に冷やすことがポイントです。

食べる2~3時間前に冷やしておくと美味しくいただけます。

キウイ

キウイのイラスト

キウイを手に持った時に固いと感じる場合は追熟が必要です。

追熟させるときは室温で保存するようにしてください。

”エチレン”が出やすいりんごやバナナと一緒にビニール袋に入れておくと熟すのが速いです。

キウイが柔らかくなったら食べ頃になります。

食べごろになったキウイは冷蔵庫で保管して早めに食べてください。

マンゴー

マンゴーのイラスト

マンゴーは南国育ちで、果肉が固い時は追熟が必要です。

追熟させる時は常温で涼しい場所に保管してください。

甘い香りが強くなって柔らかくなって来た頃が食べ頃です。

食べる前に2~3時間冷やすと美味しくいただけます。

びわ

ビワのイラスト

びわもみかんと同じように暖かい土地で育つフルーツです。

風通しが良く涼しい場所で保存してください。

また、びわはとても傷みやすいフルーツです。

不必要に触れることを避け、なるべく早めに食べるようにしてください。

番外編:パイナップル

パイナップルのイラスト

南国育ちのフルーツの代表はパイナップルです。

パイナップルは十分に熟した後に収穫されるフルーツです。

買った時は既に食べ頃になっています。

パイナップルは買ってからすぐに食べると一番美味しくいただけます。

常温保存する場合は、直射日光の当たらない風通しが良い冷暗所に置いておくようにしてください。

フルーツを冷蔵庫に入れたい場合

冷蔵庫の野菜室のイラスト

傷むのが心配で南国育ちのフルーツや、熟したフルーツを冷蔵庫に入れる場合は野菜室に入れるようにしてください。

野菜室は5~7度前後に保たれています。

フルーツを冷やしすぎることはなく、どんなフルーツでもある程度保存することができます。

南国育ちのフルーツの場合、新聞紙やラップなどに包んで空気に触れないようにすると保存期間が長くなります

まとめ

フルーツの中には冷蔵庫に入れない方が良いフルーツもあります。

暖かい土地で育ったフルーツや、追熟させる必要があるフルーツは冷蔵庫に入れずに常温保存してください。

例えば、バナナ・みかん・りんごなどの代表的なフルーツは常温保存で大丈夫です。

逆に、熟しきっているフルーツは冷蔵庫に入れておく方が良い場合もあります。

私もバナナやみかんはなんとなく常温で保存していました。

その他のフルーツは何でも冷蔵庫に入れてしまうことが多かったです。

特に高価なメロンやマンゴーなどはなるべく美味しく食べたいので、これからは常温保存してきちんと熟してからさらに美味しく頂きたいと思います。