ステーキのミディアム、レア、ウェルダンはどう違うの?美味しく食べれるのはどれ?

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

ちょっと良いレストランなどで、ステーキを食べに行くと焼き加減を聞かれます

その時に何と答えたらいいのかすぐには出てきません。

ステーキの焼き加減は大きく分けて3つあります。

そこで今回はステーキの焼き加減についてまとめました。

ステーキの焼き加減

ステーキのイラスト

ステーキの焼き加減には大きく分けて3種類あります。

  • レア
  • ミディアム
  • ウェルダン

の3つです。

レア

レアはステーキの焼き加減の中で、一番焼きが甘い状態です。

表面を焼いて、余熱で中心部まで火を通した状態です。

英語で、”Rare”と書いて”生焼けの”という意味です。

肉汁が多くて弾力のあるお肉が好きな人はレアがオススメです。

ミディアム

ミディアムはステーキの焼き加減の中でちょうど中間の状態です。

中心部まで程よく焼けていて、切ると全体的に外側から中心部に向かって焼き色がピンク色のグラデーションになっています。

中心部に少しピンクが残っている感じです。

英語で”Medium”と書いて”中間”という意味です。

肉汁が少し出るぐらいのお肉です。

ウェルダン

ウェルダンはステーキの焼き加減の中で一番焼いた状態です。

中心部までお肉の色が変わっていて、切っても全体的に焼き色が付いています。

英語で”Well done”と書いて”良く焼いた”という意味です。

肉汁はほとんどでません。

生のお肉が食べられない人や、よく焼いたお肉じゃないと嫌な人ウェルダンで頼んでください。

レアとミディアムの中間ミディアム・レア

ステーキの焼き加減で一番良く使う焼き加減が、「ミディアム・レア」です。

レアとミディアムの中間の焼き加減で、表面はしっかり焼かれています。

切ると中心部に赤みが残っていて、肉汁がそこそこ出てきます。

海外のステーキ屋さんなどでは、何も注文しないとミディアム・レアで出てくるのが一般的です。

日本では大きく分けてこの4種類の焼き加減が一般的です。

食通の方や、ステーキ好きの方はさらに細かく注文をすることもあります。

細かい焼き加減

ステーキを焼いている写真

細かい焼き加減を挙げると10段階の焼き加減があります。

上から下に焼き加減が上がっていきます。

  • ロー(Raw)生の状態
  • ブルー(Blue)表面を数秒焼いた状態
  • ブルー・レア(Blue rare)両面を数十秒焼いた状態
  • レア(Rare)全体的に火が通っている状態
  • ミディアム・レア(Medium rare)レアとミディアムの中間の状態
  • ミディアム(Medium)全体的にちゃんと焼けている状態
  • ミディアム・ウェル(Medium well)ミディアムとウェルの中間の状態
  • ウェル(Well)全体的に良く焼いた状態
  • ウェルダン(Well done)肉をしっかりと中まで焼いた状態
  • ヴェリー・ウェルダン(Very well done)完全に火を中まで通して焼いた状態

最初のローはもう生肉で、ステーキと言っていいのかもわかりません。

とても新鮮なお肉を食べる時とかに指定することがあるそうです。

肉汁が嫌いでヴェリー・ウェルダンで食べるのが好きな方もいらっしゃいます。

ステーキの焼き加減の見つけ方

ステーキを食べるイラスト

初めてステーキを食べる時はまず一般的なミディアム・レアで食べてみてください。

食べてみないとどれぐらいの焼き加減かわかりません。

もう少し焼いた状態のお肉が好きな方は次はミディアムにしてみてください。

生っぽくて嫌だと感じた方はウェルダンに。

もっと生っぽくて肉汁がしたたるお肉を食べたい方はレアで頼んでください。

何回か食べると、自分の好みの焼き加減が分かります。

ステーキの頼み方

ウェイターさんのイラスト

ステーキを頼む時、ウェイターさんから「焼き加減はどうなさいますか?」と尋ねられます。

その時に焼き加減を伝えましょう。

レア、ミディアム・レア、ミディアム、ウェルダンのどれかを答えれば大丈夫です。

何も聞かれない時はミディアム・レアで出てくることが一般的です。

スマートなオーダー

焼き加減を指定してオーダーしても大丈夫です。

「和牛ステーキ ミディアムでお願いします。」とオーダーすると、1回で注文できます。

何回かステーキを食べて自分の好みが分かっていればオーダーと一緒に焼き加減も伝えましょう

もっとスマートなオーダー

焼き加減を聞いてくるレストランはそれなりにオシャレなところが多いです。

デートや、特別な日に行くことが多いので美味しいお肉を食べたいですよね。

そんな時は、「松阪牛のステーキ1つ、焼き加減は何がオススメですか?」聞いてみましょう。

レストランが一番美味しい焼き加減を教えてくれます。

いいお肉なので、お店が美味しく出してくれる焼き加減で食べるのが一番のオススメです。

まとめ

ステーキの焼き加減には大きく分けて3種類あります。

レア、ミディアム、ウェルダンです。

日本ではレア、ミディアム・レア、ミディアム、ウェルダンの4種類の焼き加減が一般的です。

細かく分けると実は10種類の焼き加減があります。

まずはミディアム・レアで食べてみてそこから自分の好みの焼き加減を探してください。

好みは様々なので、自分が好きな焼き加減を見つけておいしくステーキを召し上がってください。

ステーキをオーダーする時は焼き加減も一緒にオーダーしましょう。

焼き加減はお店に任せ、いいお肉を美味しく調理してもらうのがオススメです。