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寒い冬にぴったりのおでん!
今晩の晩御飯におでんを仕込んでいる最中ですか?
いつものおでんにすこし変化を加えたいと思ったら、隠し味を追加してみませんか?
今晩はいつも以上においしいおでんを食べれるはずですよ!
そこで、今回はおでんの隠し味をまとめてみました。
このページの目次
おでんの隠し味
おでんの隠し味にピッタリの調味料はいくつかあります。
ご家庭にあって、追加するだけで隠し味でになる定番はこの4つです。
- オイスターソース
- ウスターソース
- 味噌
- コンソメ
他にも、中華スープの素だけで作る”鶏ガラスープおでん”なんかもありましたが、隠し味ではなく、”出汁”として使っているので今回は省きました。
干ししいたけや干し貝柱なんかも隠し味として使っているおでんもありました。
おでんの隠し味にオイスターソース
オイスターソースを入れるとご家庭のおでんがお店のおでんのように変化します!
オイスターソースの原材料である魚介類の旨味がおでんの出汁とマッチして、お店のような奥行きのある味わいを作り出します。
1リットルの出汁に大さじ1杯ぐらいの量で大丈夫です。
簡単に味に深みが出せるのでぜひお試しください。
おでんの隠し味にウスターソース
おでんの出汁にコクを出したければウスターソースを入れてみてください。
ウスターソースの原料の野菜やスパイスがおでんの出汁と絡み合い、コクのある出汁になります。
1リットルの出汁に小さじで1~2杯入れるだけなので、簡単です。
少し出汁を味見しながら調整して入れるのがポイントです。
おでんの隠し味に味噌
おでんの出汁に味噌を入れても隠し味になります。
味噌味のおでんにしたくないので、少なめに入れるのがポイントです。
1リットルの出しに小さじ1~2杯で充分です。
ほんのり味噌の味がする、ほっこりとした味わいの出汁ができます。
おでんの隠し味にコンソメ
洋風に思えるコンソメですが、出汁に加えることでおでんの隠し味として使えます。
コンソメにはいろんな野菜を凝縮した旨味がたっぷり入っています。
出汁の中に入れることによって野菜の出汁を簡単に追加することができます。
1リットルの出汁に対して市販のコンソメスープの素を1粒で大丈夫です。
おでんに入れたらおいしい変わり種の具
出汁に変化を加えたら、具にも変化を加えたいですよね!
おでんは一度作ると何日か具を足して食べられますので、翌日にはちょっと変わった具を入れてみるのもおもしろいと思います。
おでんの変わり種の具を種類別にご紹介いたします。
野菜類
- トマト
- 玉ねぎ
- ブロッコリー
- カリフラワー
- アボカド
- とうもろこし
- アスパラ
- エリンギ
- 長ネギ
- 筍
お肉・魚介類
- タコ
- イカ
- アサリ
- 手羽先
- 鶏軟骨
- 鶏三角(ヒップ)
- 豚骨
- ウィンナー
その他
- 豆腐
- 湯葉
- 卵焼き
- 餃子
- シューマイ
- ロールキャベツ
いろんな変わり種の具がありましたが、基本的におでんの出汁とは何でも合うみたいです。
冷蔵庫の中で「早く食べないと!」と思ったものをおでんに入れて食べてみるのもいいかも知れません。
意外な具がおいしい可能性も秘めていますよ!
地方によってのおでんの食べ方
日本全国おでんの食べ方はバラバラです。
出汁の取り方が違うことが多いです。
また、地域によっても食べ方が細かく分かれています。
両親の出身地がバラバラの場合は、家庭のおでんは母方の出身地が主流になっている事が多いです。
北海道と東北地方のおでん
北海道と東北は昆布出汁を使ったおでんが主流です。
みそだれや、しょうがみそなどを付けて食べることがあります。
関東地方のおでん
関東のおでんは鰹節の出汁を使い、濃口しょうゆで味付けします。
また、ちくわぶやはんぺんなどの練り物が多いのが特徴です。
中部地方のおでん
中部地方が地方によって出汁から食べ方まで一番レパートリーが豊富です。
静岡では濃口醤油と牛すじ肉を使った黒っぽい出汁で煮込み、かつお節や青のりをふりかけて食べます。
名古屋ではかつお出汁と味噌を使った味噌煮込みおでんが主流です。
長野や北陸の方は出汁や具材も全く違うおでんが出てきます。
中部地方のおでんは地域によって個性が強いおでんです。
関西地方のおでん
関西では魚介類と昆布を出汁に使い、透明度の高い出汁が特徴です。
牛すじ肉やタコが入っていることが多いです。
中国・四国地方のおでん
出汁は関西系の魚介類と昆布ベースの出汁が主流ですが、鶏ガラ追加している地方もあります。
食べる時に、しょうが醤油、味噌、辛子味噌などを付けて食べるのが一般的です。
九州地方のおでん
福岡では鶏ガラから取った出汁を使うこともありますが、あご出汁を使うことが多いです。
沖縄は独特で、豚足やウィンナーが入っているのが一般的です。
暑い沖縄ですが、おでんを販売している店舗が多く、おではとても人気があります。
まとめ
おでんの隠し味にはいろいろな調味料が使えます。
旨味を凝縮した調味量が多いです。
いろいろな具材が入って、いろいろな食材の出汁が混ざり合うおでんへ更に旨味を追加することでより深みのある味わいを出すことができます。
味見をしながらいろんな隠し味を混ぜてみるのもおもしろいかも知れませんね!
また、変わり種のおでんの具も様々な種類がありました。
おでんが連続で夕飯になると作る側は楽でいいのですが、家族から飽きられてしまいます。
そこで、変わった具材を入れてみて飽きさせないおでんにしてみるのもおもしろいかも知れません。
私もおでんの事を書いていたらおでんが食べたくなりました。
今から買い物に行ってさっそく隠し味を使って今晩はおでんを作ってみます!