おでんはどれぐらい日持ちするの?常温でも大丈夫?おでんの保存方法まとめ

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おでんを作ると1回で何日分かまとめて作ることが多いと思います。

お鍋に入れてコンロにそのまま置いておき、翌日も食べる家庭もはしくないと思います。

しかし、おでんを常温で保存する場合、そのまま置いておくだけではあまり日持ちしません。

今回はおでんの保存方法と日持ちさせるコツについてまとめました。

おでんは常温で日持ちする?

おでんのイラスト

冬場だとおでんを毎日のおかずに食べることはよくあります。

週末の夜に作って、忙しい平日のおかずにする家庭も多いと思います。

季節にもよって違いますが、冬場だと2日~3日ぐらいは常温で置いてあっても腐ることは少ないです。

しかし、夏場は絶対に常温で置いておくのは止めてください

1日しないうちに腐ってしまうことはよくあります。

おでんを常温で日持ちさせるコツ

おでんの鍋のイラスト

常温で置いておくためにはいくつかのコツがあります。

  • 1日に1回以上火を通す
  • 直射日光に当てない
  • 暖房が効いている部屋での保存は厳禁
  • 鍋の蓋をする

1日に1回以上火を通す

常温で保存する場合、殺菌のために1日に1回以上必ず火を通してください。

火を通さないとおでんの鍋の中で菌が繁殖して腐る原因になります。

朝と夜に毎日火を通していれば1週間以上持つこともあるようです。

直射日光に当てない

蓋をしてある鍋に直射日光が当たると鍋の中の温度が上昇します。

晴れている冬場の直射日光でも鍋の中の温度が上がり菌が繁殖する原因になります。

暖房が効いている部屋での保存は厳禁

暖房が効いている部屋の場合、部屋の中の温度が20℃程度まで上がります。

部屋の温度の上昇とともに、おでんの鍋の中の温度も上がります。

鍋の中の温度が上がると菌が繁殖する原因になります。

鍋の蓋をする

おでんを常温で置いておく場合、鍋の蓋は必ずしておいてください。

外部から菌が入ることを防ぎます。

なるべく菌が入らないようにすることもポイントの1つです。

おでんを常温で日持ちさせるポイント

細菌のイラスト

菌の繁殖を防ぎ、菌を殺菌することがポイントです。

菌は水分の多い30℃~40℃の場所で繁殖しやすく、70℃以上で1分以上加熱するとほとんどの死滅します。

なるべくおでんの鍋の中で菌を増やさないよう、マメに殺菌することを心がけてください。

マメに火にかけることによって常温でも腐る心配はありません。

おでんを日持ちさせるには

冷蔵庫のイラスト

おでんを日持ちさせるためには冷蔵庫で保存することです。

冷蔵庫に入れた場合、火を通さなくても3日程度は日持ちします。

毎日冷蔵庫から出して火を通せば1週間程度大丈夫です。

冷蔵庫に入れる時のポイントは、冷えてから入れることです。

そのまま入れると冷蔵庫の中の温度が上がり、他の食品が腐る可能性があります。

鍋が冷蔵庫に入る場合は鍋ごと、入らない場合はダシと具をジップロックやタッパーに移し替えて冷蔵庫へ入れてください。

おでんは冷蔵保存できるの?
おでんを冷凍保存するのはオススメしません。
解凍するとおでんの味がかなり落ちてしまいます。
また、多くの具材の食感が変わります。

我が家のおでんの保存方法

我が家でもおでんを1回作るとかなり大量に作ります。

日数にして4日分程度まとめて作ります。

保存方法は、常温と冷蔵庫に分けて保存してあるのが我が家の特徴です。

作る時に出汁を多めにして作るのがコツです。

何度も火にかけると出汁が沸騰して少なくなるからです。

2日目に食べる分は常温保存

1日目が終わり、おでんを冷まします。

3日目以降の分を1日分ごとにジップロックやタッパーに出汁ごと移し替えて冷蔵庫に保存します。

2日目に食べる分はそのまま鍋で常温保存します。

翌日の朝と食べる前に1日2回火を通します。

2日目の大根や厚揚げなどは出汁がよく染みて柔らかくてとてもおいしいです。

2日目が終わっても鍋はそのままにして、出汁だけは残った状態になります。

もし、1日間を開けてしまう場合は間の日に、出汁だけでも火を通しておいてください。

3日目以降の分は冷蔵保存

タッパーのイラスト

3日目と4日目の分はタッパーやジップロックに移し替えて、冷蔵庫で保存しておきます。

食べる日の朝に鍋に出汁ごと投入して火にかけます。

食べる前に再度火にかけおいしくいただきます。

日数が経過しているため、具材には出汁がしっかりと染み込んでいます。

この方法だと何度も火にかけて出汁が少なくなっても、冷蔵庫から出汁と具を投入することで最後までしっかりと出汁が残ります。

長い時だと1週間おでんが続くこともありますが、一度も腐ったことはありません。

まとめ

おでんを常温で日持ちさせる時は、菌が繁殖しないように注意してください。

夏場に常温でおでんを保存するのは絶対に止めてください。

冬場でも毎日火を通さないと場合によっては1日で腐ってしまうこともあります。

1日に1回以上火を通し、直射日光の当たらない、気温の低いところで蓋をして保存!

これを守れば常温でも2日~3日は大丈夫です。

冷蔵庫に入れる時は、一度冷ましてから冷蔵庫に入れてください。

火を通さなくても3日程度、毎日火を通すと1週間程度日持ちします。

我が家では多めの出汁で4日分まとめておでんを作ることが多いです。

残ったおでんは常温保存と冷蔵保存の2パターンで保存しています。

上手にやれば1週間以上おでんを楽しむことができます。

おでんの保存に困った時の参考になれば幸いです。