この記事を読むのに必要な時間は約5分です。
毎日のように自転車で通勤通学されていて、「毎日しんどいな~もっと楽に自転車を漕げないかな?」と思ったことはありませんか?
もしかすると、あなたは自転車の正しいペダルの踏み方を知らないのかも知れません!?
自転車を漕ぐ時あなたは足の裏のどこで踏んでいますか?
自転車のペダルは”親指の付け根”の辺りで踏み込むのが正しい漕ぎ方です。
しかし!
それだけでは自転車の力を最大限には利用できません。
どうすれば自転車の力を最大限に利用して、あなたが少しでも楽ができるかをまとめました。
このページの目次
自転車のペダルの正しい踏み方
自転車を趣味にしている方以外、ペダルの正しい踏み方はあまり知られていません。
普通の方は足の裏の真ん中辺りの土踏まず近辺で漕いでいる事が多いです。
自転車のペダルは”親指の付け根”の辺りで踏むのが正しい踏み方です。
しかし、踏む位置だけをずらしても意味がありません。
ペダルを正しく踏んでいても、サドルの高さが合っていないと意味がないからです。
自転車のペダルの踏み方に合わせたサドルの高さ
自転車のペダルとサドルの高さは自転車を漕ぐ上で重要なポイントです。
サドルを正しい高さに合わせていないといくら”親指の付け根”で踏み込んでも意味がないからです。
自転車のサドルの正しい高さ
サドルの正しい高さは座った時につま先が地面にギリギリ着くぐらいが正しい高さです。
普段あなたが乗っている自転車のサドルの高さは、サドルに座ったまま両足が地面に着く高さではありませんか?
普段乗りの自転車だと信号待ちや、一旦停止が多いため、足がすぐに地面に着く方が楽ですよね。
しかし、サドルの高さを適正にしないと、正しいペダルの踏み方を実践しても効果がありません。
自転車に乗っている時、漕いでいる方が止まっている時間より長いはずです。
止まっている時よりも漕いでいる時に楽をする方が体への負担は少なくなります。
サドルの位置とペダルの踏み方の関係
人間の足は膝が伸びて、足首が少し伸びた状態が一番力を発揮します。
歩いたり、走ったりしている時も膝が伸び、足首が少し伸びて地面を蹴っていますよね?
自転車でも同じです。
低い位置にサドルがあると、膝が伸びずに、足の力だけでペダルを踏むことになります。
脚力を全く生かせずにペダルを漕いでいる状態です。
膝を伸ばして漕ぐために、サドルの高さを適正に調整する必要があります。
サドルの位置が正しければ足の力を最大限に利用してペダルを踏む事ができます。
立ち漕ぎをした時の方がスピードも乗るし、楽に漕げている感じはありませんか?
立ち漕ぎをするとあなたの体重がペダルに乗るのはもちろんですが、膝を延ばして漕いでいます。
自転車のトップライダーでもレースで立ち漕ぎを使うことがあるぐらい立ち漕ぎは自転車に力を伝える有効な手段です。
つま先が地面にギリギリ着くぐらいで危なくない?
止まった時につま先が地面にギリギリ着くぐらいだと危ないと感じますね。
サドルの高さを調整すると、今まで乗っていた自転車より視線が高くなります。
信号や一時停止ではつま先立ちになってしまうので不安定です。
そんな時はサドルから一度下りて、両足で立って止まってください。
危ないと思った時はサドルから下りてしまえば足は地面に必ず届きます。
無理にサドルで座って待つ必要はありません。
まとめ
自転車のペダルの踏み方は足の親指の付け根辺りで漕ぐことです。
いくら正しい踏み方を実践していても、サドルの高さを調整していないと意味がありません。
サドルの高さを調整し、正しい踏み方を実践すればあなたの力が最大限に自転車に伝わり、無駄なく自転車を漕ぐことができます。
日常の移動手段として使う場合、生活範囲内での利用が多く、歩くよりも早くて楽であれば自転車の役目は果たします。
しかし、通勤や通学で毎日使うなら少しでも自分の力を最大限に自転車に伝えて、なるべく疲れないように楽に乗れた方が良くないですか?
自転車に乗っている時に楽をするか、自転車で止まっている時に楽をするかによってサドルの高さやペダルの踏み方を調整して実践してみてください。
すぐにはわからないかも知れませんが、何日かすると正しいペダルの踏み方で自転車を漕ぐ方が楽なことが分かります。
あなたの通勤、通学に少しでもお役にたてれば幸いです。