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お弁当に唐揚げが入ると豪華になりますよね!
しかし、朝から唐揚げを揚げるのは大変です…
冷凍しておいて、いつでもお弁当に入れれるように唐揚げの冷凍・解凍方法と作り方にはコツがあります。
そこで今回は、お弁当用の唐揚げの冷凍・解凍方法と唐揚げの作り方についてまとめました。
このページの目次
お弁当用の唐揚げの冷凍
唐揚げは揚げてから冷凍するようにしてください。
揚げてから20分程冷まします。
冷めた唐揚げをお弁当に入れる数だけラップで小分けにします。
小分けにした唐揚げをジップロックなどの保存袋に入れて、平らに詰めて冷凍してください。
保存袋に入れる時になるべく空気が入らないようにするのがポイントです。
お弁当に入れる唐揚げを冷凍する時は、
- 揚げてから冷凍!
- しっかりと冷ます!
- お弁当に入れる数だけ小分けにラップする!
- ジップロックなどの保存袋に空気が入らないように入れる!
です。
お弁当用の唐揚げの解凍
冷凍した唐揚げを解凍するときは主に電子レンジを使います。
おいしく唐揚げを解凍したい場合は、オーブントースターまたは魚焼きグリルで焼きながら解凍してください。
電子レンジだと解凍した後に水分が残ってしまい、どうしてもベチャッとなってしまいます。
焼くと冷凍した唐揚げのカリカリ感が復活します!
焼くときは必ず両面をしっかり焼くようにしてください。
オーブントースターや魚焼きグリルが網じゃないとき
オーブントースターや魚焼きグリルが網ではなく鉄板などの場合は、クシャクシャにしたアルミホイルを伸ばして鉄板に敷いてください。
余分な油がアルミホイルの溝に溜まり、唐揚げのベタつきが無くなります。
唐揚げの上にもアルミホイルを被せて焼くと焦げる心配もなくなります。
魚焼きグリルで解凍して臭いが付かないか?
魚焼きグリルで唐揚げを焼いて解凍すると魚の臭いがつくか心配ですよね。
大丈夫です!
焼いている間は水分が出ているため、グリルの臭いが唐揚げに入ることはありません。
焼きすぎたり、焼いた後にグリルの中に放置すると臭いがついてしまうので気をつけてください。
お弁当用の唐揚げはなぜ揚げて冷凍する方がいいの?
朝から唐揚げの準備をして、揚げてからお弁当おに入れるのも1つの方法です。
でも、下味を付けたり油の準備をするのは大変ですよね。
また、下味をつけた鶏肉を冷凍するとお肉がパサついてしまいます。
朝に冷凍した物を揚げるよりも、冷凍した唐揚げを焼いて解凍する方が楽で美味しく食べられます。
安かった鶏肉を冷凍して唐揚げを作る方もいますが、やはりお肉がパサついてしまいます。
なるべく新鮮なお肉で唐揚げを作って冷凍するようにしてください。
また、揚げてから冷凍しておくと短時間で色々とアレンジができるメリットもあります。
甘辛の味を足してゴマをまぶして名古屋風や、酢豚ならぬ酢鶏にしても美味しいです。
お弁当の唐揚げの冷凍はなぜ保存袋に入れるの?
食品を冷凍するときのポイントは「早く凍らせること」と「空気に触れさせない」ことが重要です。
早く凍らせると、食品の劣化や味落ちを防ぐことができます。
空気に触れさせないことで乾燥や酸化によって見た目や食感などが落ちてしまう”冷凍焼け”を防ぐことになります。
タッパーなどの保存容器に唐揚げを入れるとどうしてもすき間ができて空気が入りやすくなってしまいます。
唐揚げになるべく空気があたらず、早く冷凍させるためにはジップロックなどの保存袋を使うのがオススメです。
お弁当用の唐揚げのレシピ
お弁当に入れる唐揚げは冷めてベチャッとなりがちです。
少しでも防ぐために冷めても美味しい唐揚げのレシピと作り方をご紹介します。
お弁当用の唐揚げの材料は、
- 鶏もも肉 200g
- おろしにんにく 少々
- おろししょうが 少々
- 塩コショウ 少々
- 酒 小さじ 1杯
- みりん 小さじ 1杯
- ごま油 小さじ 1杯
- しょう油 大さじ 1杯
- 卵 1/2個
- 薄力粉または上新粉 大さじ 1杯
- 片栗粉 大さじ 1杯
- 揚げ油 適量
です。
お弁当用の唐揚げを作る手順
❶ 鶏もも肉を一口サイズに切ります。
❷ おろしにんにく・おろししょうが・塩コショウをつけて鶏もも肉をもみ込みます。
❸ 酒・みりん・ごま油・しょう油を混ぜて❷と合わせます。
❹ 30分~2時間程下味を染み込ませます。冷蔵庫に入れても大丈夫です。
❺ 卵を溶いて漬け込んだ鶏肉をくぐらせます。
❻ 薄力粉または上新粉と片栗粉を混ぜた粉を鶏もも肉にまんべんなく付けてください。
❼ 180度に熱した油で約1分半揚げてから取り出し、4分休憩させて油をいったん切ります。
❽ 180度の油で再び揚げて40秒で取り出して完成です。
❾ 冷凍する前に20分程油を切りながら冷ましてください。
お弁当用の唐揚げのレシピのポイント
揚げたてを食べる時は片栗粉だけの方がカリカリ感があります。
しかし、時間が経つとしっとりしてベチャッとなってしまうため、薄力粉と混ぜて揚げる方がお弁当の唐揚げに適しています。
また薄力粉より上新粉を使う方がよりカリカリ感を出すことができます。
溶き卵にくぐらせてから揚げると、唐揚げから出る水分や油分が中に閉じ込められるため、時間がたっても衣がカリカリのままになります。
揚げ油はたくさんある方が揚げやすく、少ないと揚げるときにムラができやすいです。
また、揚げるときは油の温度が下がらないようにお箸で1つずつゆっくり入れるようにしてください。
一度揚げて休憩させている唐揚げも、しっかり油を切っておかないとベチャッとなってしまうので気を付けてくださいね。
まとめ
お弁当用の唐揚げを冷凍する時はいくつかポイントがあります。
- 揚げてから冷凍!
- しっかりと冷ます!
- お弁当に入れる数だけ小分けにラップする!
- 保存袋に空気が入らないように入れる!
解凍するときはオーブントースターか魚焼きグリルで焼いて解凍すると、カリカリとした食感を復活させて解凍できます。
中まで熱が完全に通らなくても半解凍状態でお弁当に入れても食べる頃には解凍されています。
また、お弁当に入れる唐揚げを作る時のポイントは衣に片栗粉だけでなく、薄力粉または上新粉を混ぜることです。
片栗粉だけで揚げるよりも衣がカリカリになります。
ぜひお弁当の唐揚げを作る時は参考にして、美味しい唐揚げをお弁当に入れてあげてくださいね。