自転車に子供を前後にふたり乗せて3人乗るのは法律に違反しない?

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自転車に子供を前後に乗せて3人乗りしている親子を見かけた時に「2人以上自転車に子供を乗せても大丈夫なの?」と疑問に思ったことはありませんか?

自転車は基本的に乗車定員は1人です。

例外として2人以上で乗ることが許されています。

そこで今回は自転車に子供を「ふたり」乗せる際の注意点などについてまとめました。

自転車に子供を「ふたり」乗せるには?

電動自転車で子供を二人乗せて坂を上るお母さんのイラスト

自転車で子供を前後に「ふたり」乗せるには、安全が認められた自転車でなければいけません。

耐久性や安定感などの厳しい試験検査をクリアした自転車には「JIS」・「BAA」・「SG」などのマークと共に「幼児2人同乗基準適合車」のシールが付いています。

そのシールの付いた自転車は子供を「ふたり」乗せても大丈夫です。

1人を後ろの子供ようの座席に座らせて、もう一人の子供をおんぶする時でも「幼児2人同乗基準適合車」でなければいけません。

子供を2人乗せたい時は「幼児2人同乗基準適合車」に認定された安全基準を満たした自転車の購入をオススメします。

「幼児2人同乗基準適合車」とは何?

幼児2人同乗基準適合車のシール

2009年からの新しい安全基準が適応された自転車です。

一般的には「3人乗り対応自転車」と呼ばれています。

運転席以外に2人の子供用座席が付けられていて、構造や装備を含めて自転車の安定性が確保されています。

幼児2人同乗基準適合車は、

  • 子供を2人を乗せても十分な強度
  • 幼児を2人を乗せても十分な制動性能
  • 駐輪時の転倒防止のための操作性や安定性の確保
  • 自転車のフレームや子供よう座席の取り付け部分に十分な強度
  • 発進時・走行時・押し歩き時・停止時の操作性と安定性
  • 転倒時の安全性への配慮

など様々な基準をクリアした自転車だけに認められます。

自転車に子供を「ふたり」乗せる時の注意事項

子供を二人自転車に乗せてフラフラしているお母さんのイラスト

自転車に子供を乗せる時に最も注意しないといけないのは乗る時や降ろしたりする時です。

自転車は乗り降りする時に転倒する可能性が一番高くなります。

「幼児2人同上基準適合車」でも、自転車のバランスが崩れやすく転倒が発生しやすいです。

子供を2人乗せたり降ろしたりする時のオススメの方法は、

  • 乗り降りする時の駐輪場所は必ず水平な場所
  • 止めた時には必ずハンドルロックをする
  • 子供を乗せる時は必ず後ろから
  • ハンドルロックの解除は運転者がサドルに腰掛けた後

です。

自転車はハンドルが動くため、前の方がバランスが崩れやすくなっています。

そのため、子供用の座席の体重制限も、前が15kg、後ろが 20kg以下と決められています。

安全のために自転車用ヘルメットの着用も!

子供にヘルメットを着用させて自転車に乗っているお母さんのイラスト

道路交通法では自転車用のヘルメットについては着用義務はありませんが、努力するように規定されています。

児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

と記載されています。

子供にヘルメットを着用させなくても違反にはなりませんし、罰則もありません。

しかし、大切な子供を守るためには小さい頃から子供自身に「自転車に乗る時はヘルメットを被る」習慣を身に付けるように指導するのが重要です。

子供達はいつも想定外の行動を起します。

自転車に乗せたり、子供が乗る時にヘルメットを被るのが当たり前と思うえると親としても安心できます。

法律における自転車

法律の本のイラスト

自転車は道路交通法で「軽車両」の扱いで車道の左端走行が原則とされています。

違反すると罰則を科せられることもあります。

また、原則として自転車の乗車定員は1名です。

運転者以外乗ってはいけません。

各都道府県の道路交通規則で規定されています。

子供であっても、道路交通法では2人乗りや3人乗りは原則禁止されています。

1人子供を乗せる時の例外

子供を乗せる時の例外として「6歳未満の幼児は乗せることができる。」と記載されています。

16歳以上の運転者と6未満の子供用座席を取り付けた自転車に限り認められています。

また、子供用の座席が無い場合は子守用の背負い紐で固定し、背中でおんぶされた幼児(4歳未満までの府県もある)の場合も認められています。

2人で乗車できるのは、あくまで例外的な扱いです。

道路交通法では、自転車に子供を乗せるときは子供用の座席に座らせるか「おんぶ」で確実に背負って固定しないといけません。

抱っこ紐のまま前に抱いて自転車に乗るのは違反行為です。

2人子供を乗せる時の例外

子供を二人乗せて自転車を漕ぐお母さんのイラスト

自転車に子供を2人以上乗せるには「幼児2人同乗基準適合車」でなければいけません

「幼児2人同乗基準適合車」であっても、子供を同乗させられるのは2人までです。

前後の子供用の座席に座らせて、子守用の背負い紐で3人目を背中におんぶしている場合は違反になります。

「幼児2人同乗基準適合車」でない自転車に子供を「ふたり」以上乗せて違反をしているケースは多々見られます。

まとめ

自転車に子供を「ふたり」乗せるには「幼児2人同乗基準適合車」に認定された安全基準を満たした自転車でないといけません。

「幼児2人同乗基準適合車」は子供を1人以上同乗するために認められた自転車です。

耐久性や安定感などの厳しい試験検査をクリアした自転車で「幼児2人同乗基準適合車」のシールが貼られています。

法律では基本的に自転車に乗れるのは1人までですが、16歳以上で6歳未満の子供に限り1人までは例外的に認められています。

子供を2人乗せる時は「幼児2人同乗基準適合車」でないといけません。

また、子供を自転車に乗せたり降ろしたりする時に一番事故が起きやすいです。

「幼児2人同乗基準適合車」であってもしっかりと安全を確保してから子供を乗せたり降ろしたいしてください。

子供にヘルメットを着用させ、万が一に備えることも大切です。

少し大きくなって子供が自転車に乗るようになっても「自転車に乗る時はヘルメット」と育てることが大切です。

子供を自転車に「ふたり」乗せる時はしっかりと安全を守って事故に気をつけて乗ってください。

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