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飲み会、ゴルフ、カラオケ、会社の先輩や上司からいろいろとお誘いを受けることってよくありますよね?
中には気の進まないお誘いもあります…
親しい友達なら「ごめん。その日はダメなの。」と簡単に言えますが、会社の先輩や上司になると簡単には断れません。
そこで、今回は先輩や上司から誘いを受けた時の上手な断り方と法則、注意点をまとめました。
このページの目次
先輩や上司からのお誘いの断り方
断り方には法則があります。
この法則に従えば、相手の気を悪くせずに上手に断ることができます。
上手な断り方の法則は
- 誘ってくれたことへのお礼
- 「NO」を伝える
- 断る理由
- 相手への思いやり
の4点を伝えることです。
断り方の例を2つ挙げてみますので参考にしてください。
断り方の法則の例1
“今回は誘って頂いてありがとうございます。
仲の良い友達が引っ越しすることになり、送別会と重なってしまっているので参加出来ません。
次回は是非参加させて頂きますので、また誘ってください。”
断り方の法則の例2
“お声を掛けて頂きありがとうございます。
今日は朝から体調が悪く、参加したいのですが出来ません。
申し訳ありません。”
断り方の法則
まずは誘ってくれたことへのお礼を述べます。
次に相手が納得できる理由と参加しない意思を述べます。
例1の「次回は是非…」と例2の「参加したいのですが」は誘いを喜んでくれてると感じますよね。
相手に対する気遣いや思いやりを持つことが断る時にはとても大切です。
それが伝われば、断られたとしても相手は悪い気はしません。
先輩からのお誘いを断るときの注意事項
返事を保留して、相手が納得できる理由を考えてから断る。
この方法が同じ相手に通用するのは2回くらいです。
何回も保留して断っていると、相手に「参加したくないのだな。」と感じられてしまうからです。
口コミで周りの人にも噂が広がり、付き合いが悪い人と思われてしまうこともあるので気をつけてください。
また、どうしても返事を引き延ばしにしてしまい、飲み会などの前日まであいまいにする人も多いのではないでしょうか。
これでは相手に迷惑を掛けてしまいます。
参加出来ないという意思表示は出来るだけ早くするのが大切です。
また、会社の忘年会など公なお誘いの場合は簡単に断ってはいけません。
お誘いの主旨をよく理解して、適切な対応をすることが重要です。
お誘いに気が進まない相手への断り方
「行こうと思えば行けるけど・・・行きたくない。」
そんな時に「本当に残念ですが・・・また誘ってください。」と断ると、また誘われて断ることになりますよね。
それが重なると、「付き合いが悪い」「ハッキリしない」と相手に思われてしまいます。
「お誘い頂き大変うれしいのですが、実はお酒が苦手なんです。私抜きで楽しんで来て下さい。」というように、気が進まない相手には、ハッキリと爽やかに断る方が賢明です。
断るのがどうしても苦手な方のために
「本当はお誘いを断りたいのに、いつも断ることが出来ない!」と悩んでませんか?
自分にとってもストレスですよね。
簡単に言えたらどんなに良いか…
「相手に嫌われたくない」「相手に悪い」と思ってしまい、自分のことを犠牲にしてませんか?
また、自分の物差しで相手の気持ちを決めつけてませんか?
では反対に誘った相手に断られて、その人のことを嫌いになりますか?
多くの人はならないと思います。
誘った相手が嫌々ながら来てくれてうれしくないですよね?
断るとことは、相手を“拒絶”することではありません。
断ることは悪いことでもありません。
あなたが少し臆病になってるだけです。
ほんの少し”断る”勇気を持ちましょう。
まとめ
先輩や上司に誘って頂いたお礼を言うのは基本です。
またお断りをする際に誠意を尽くすのは相手に対しての礼儀です。
“誘いを断る”ことは自分の都合です。
誘ってくれた相手に思いやりを持った断り方を心掛けてください。
気持ちが伝われば、相手も嫌な気持ちにはなりません。
社会人ともなればこのような機会が多々有ると思います。
コミュニケーションはトレーニング出来ます。
日頃から色々なパターンを想定し、練習や準備をしておけば、上手に誘いを断ることができます。