すり鉢の代用品はこれ!とろろ・ごま・ずんだをすり鉢なしでする方法!

この記事を読むのに必要な時間は約6分です。

とろろやごまをすりたいけど”すり鉢”が無い!

そんな時はすり鉢の変わりに代用できる物があれば作ることができます。

”ビニール袋とめん棒”または”フードプロセッサー”です!

とろろ・ごま・ずんだなど料理によっては他にもすり鉢の代用品になる物があります。

そこで今回は、すり鉢の代用品で上手に食べ物を”する”方法をまとめました。

すり鉢の代用品はこれ!

ビニール袋とめん棒のイラスト

とろろごまずんだなどすり鉢を使いたい時の代用品として使う代表的な物は、

  • ビニール袋
  • めん棒

です。

耳掃除の時に使う「綿棒」ではなく、「麺棒」です。

30~40cmぐらいの物が家庭では一般的です。

ビニール袋とめん棒ですり鉢を代用

保存袋(ジップロック)のイラスト

まずは下準備として、とろろなら長芋や山芋を小さめに切っておきます。

ずんだの場合は枝豆をやわらかく煮て薄皮を取っておいてください。

ごまはあらかじめ炒っておくと、するときに香りが増します。

ビニール袋に食品を入れ、空気が入らないように封をして、めん棒でつぶすと”とろろ”や”すりごま”や”ずんだ”が完成します。

ずんだの場合は砂糖と塩を途中で加えながら味付けをしながらつぶしていくことがポイントです。

ビニール袋はジップロックなどの密閉できる袋の方がやりやすいですよ!

ちょうど良い袋がなければお皿でも大丈夫ですが、つぶす時に動きやすいので注意してください。

めん棒がない時はジャム瓶、空き缶、コップなどの底が平らで物をつぶせそうな硬い物であれば代用できます。

文明に頼ったすり鉢の代用品

フードプロセッサーのイラスト

お家にフードプロセッサーがあればすり鉢の代用品になります。

フードプロセッサーがあるご家庭はそこまで多くありません。

大量に”する”場合は便利ですが、ご家庭で食べる量はビニール袋とめん棒で代用することをオススメします。

フードプロセッサーを使うと洗い物も増えますが、ビニール袋ならゴミ箱に捨てるだけで済みますよ!

すり鉢の代用品 とろろ編!

とろろのイラスト

ビニール袋とめん棒で代用できるとお伝えしましたが、とろろを作る場合は少し欠点があります。

想像すると分かるかもしれませんが、めん棒でつぶすだけでは粗いとろろしか作ることができません。

フードプロセッサーなら滑らかなとろろが出来ます。

そこで、とろろの場合はおろし金を使うとすり鉢の代用になります。

大根おろしのように山芋や長芋を”する”ととろろができますよ!

おろし金でする時に手がかゆくなるのでゴム手袋等を使うことをオススメします。

すり鉢の代用品 ごま編

すりごまのイラスト

少量の場合はラップに包んでめん棒でつぶしても大丈夫です。

粒が小さいごまは、ミルサーがあればすりごまを作ることができます。

また百円均一などで売っている”すりごま器”があれば簡単です。

ラーメン屋さんなどに置いてある、取っ手をクルクル回すとすりごまが出てくるやつです。

ミル付きのこしょうや塩も販売されていますが、無くなったからと代わりにごまを入れてミルですることはオススメしません。

ごまはするときに油が出るため、専用のミルを使わないと油で詰まってしまうからです。

すり鉢の代用品 練りごま編

ねりごまのイラスト

練りごまはごまをすり続けて出たごまの油によってペースト状になったものです。

練りごまを作りたい場合は、ビニール袋とめん棒・フードプロセッサー・ミルサーでは上手にできません

ビニール袋とめん棒ではすりごま程度に細かくすることはできますが、それ以上はできません。

フードプロセッサーやミルサーであれば練りごまに近いものを作ることはできますが、すりごまと練りごまの中間ぐらいのものになります。

しっかりとした練りごまを作りたい場合はいさぎよくすり鉢を買うようにしてください。

最近では百円均一でも販売しています。

ねりごまの代用としてピーナッツバターを使う方法もありますよ。

甘さ控えめのピーナッツバターがねりごまの代用として適しています。

市販のねりごまも販売されています。

すり鉢の代用品 ずんだ編

ずんだ餅のイラスト

ずんだを作る場合もビニール袋とめん棒だけでは細かくつくることができません。

滑らかにしたい場合はフードプロセッサーを使うようにしてください。

本来のずんだは枝豆の水分だけで作るため、少し邪道ですが少量の水とミキサーに入れてもずんだを作ることができます。

粗めのずんだが好きな方はビニール袋とめん棒、滑らかなずんだが好きな方はフードプロセッサーやミキサーをオススメします。

すり鉢の代用品のフードプロセッサー・ミキサー・ミルサーの違い

すり鉢の代用品として出てきたフードプロセッサー・ミキサー・ミルサーは違うものです。

それぞれの特徴をしって使い分けてくださいね♪

フードプロセッサーの特徴

フードプロセッサーの写真

基本は野菜のみじん切りに使うものです。

ピーナッツやごまをペースト状にしたり、パンやうどんなどをこねたりすることもできます。

ポタージュやジュースなど水分の多いものを作るのには適していません

繊維の多いものもあまり細かくすることができません。

一番すり鉢の代用品としては適しています。

フードプロセッサー

ミキサーの特徴

ミキサーの写真

フードプロセッサーとは逆に水分の多いものに適しています

ポタージュやジュースなどを一度にたくさん作ることができます。

ただし、刻んだりこねたりすることができません。

ミキサー

ミルサーの特徴

ミルサーの写真

ミキサーを小さくした形状で、基本的にはミキサーよりもパワーが強くなっています。

コーヒー豆や米なども粉にする力があります。

水分の多いもの、乾いているもの両方とも粉々に砕くことにができます。

ミキサーでできることはミルサーでもできますが、一度に大量のものを作ることにができません

ミルサー

まとめ

すり鉢の代用品は”ビニール袋とめん棒”または”フードプロセッサー”です。

とろろの場合はおろし金でおろすのが一番オススメです。

すりごまを作りたいときはミルサーやすりごま器ずんだを作る場合はミキサーでも代用できます。

私の家ではすりごまは既製品を買っていました。

ビニール袋とめん棒ですりごまが出来ることに驚きました。

香り高いすりごまを食べたいときはぜひ実践しようと思います。