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赤ちゃんが生まれて、急な訃報があるとお通夜やお葬式に赤ちゃんと一緒に参列してもいいのか悩みます。
赤ちゃんの喪服や、お経を上げている最中などに泣き出してしまったらどうしようという不安もあります。
そこで今回は、赤ちゃんがいる時にお葬式に参列する時のポイントをまとめました。
赤ちゃんはお葬式に参列しても大丈夫?
お葬式やお通夜に参列するためのに年齢制限はありません。
しかし、月齢の低い赤ちゃんは授乳の回数も多く、おむつ交換などで頻繁に動き回る必要があります。
お通夜やお葬式の最中に赤ちゃんが泣きだしてしまうことも考えられます。
可能であれば、どうしても参列したい大切な方や、親しい親族のお葬式・お通夜でない場合は無理に参列しない方が無難です。
参列する場合は家族などに赤ちゃんを預けるか、一緒に来てもらうかなど対策を取るようにしてください。
赤ちゃんの喪服はどうすればいい?
親しい親族のお葬式や、どうしても赤ちゃんと参列する場合は赤ちゃんにもそれなりの服装をさせる必要があります。
赤ちゃん用の喪服も販売されていますが、急なお通夜やお葬式などで買いに行っている時間もないですよね。
赤ちゃんとお葬式やお通夜に参列する場合はできるだけシンプルな赤ちゃん用の服を着せて参列するようにしてください。
あまりにキラキラしたものや鮮やかな配色の服、キャラクターの服などはマナー違反になります。
持っている服の中で最もシンプルで、落ち着いた色味の服を選ぶようにしてください。
赤ちゃんと一緒にお葬式に参列するときのポイント
赤ちゃんとお葬式やお通夜に参列する際は、出来るだけ赤ちゃんの授乳やおむつ替えなどを済ませてから参列するようにしてください。
お腹いっぱいで、新しいおむつを履いた赤ちゃんがそのまま眠ってくれたらベストです。
できるだけ赤ちゃんの機嫌がいい状態で参列するのがポイントです。
葬儀会場などでも退出しやすい後ろの方の席で参列するようにしておくと、赤ちゃんが泣きだした時などに対応しやすいです。
喪服では授乳などもしにくいため、可能であれば粉ミルクなどを哺乳瓶で用意しておくと便利ですよ。
お葬式やお通夜が始まる前に、会場にミルクを作れる場所やおむつを交換できる場所があるか予め確認しておくと何かあった時に慌てずに済みます。
最低限のベビー用品だけ持ち歩けるようにしておき、マザーズバッグなど大きな物は控室に預けるなど会場には持ち込まないように心がけてください。
お葬式に参列する際は赤ちゃんに集中しすぎて周囲への配慮を忘れてしまわないようにしなければいけません。
赤ちゃんを連れてお葬式やお通夜に参列するのは思っている以上に大変です。
そこまでの関係性なのか考えてから参列するようにしてください。
参列できない時は弔電(ちょうでん)を送るようにするとご親族に気持ちが伝わります。
まとめ
お葬式やお通夜など急な訃報があった際、赤ちゃんと参列するのは大変です。
赤ちゃんも一緒に参列することは問題ありません。
参列する際は、赤ちゃんにはできるだけシンプルで落ち着いた色味の服で参列するようにしてください。
また、授乳やおむつ交換などを済ませてから会場に入ると赤ちゃんがそのまま寝てくれることもあります。
葬儀会場では動き回っても目立たない、後ろの方や、出入り口近くの席に座るようにしてください。
途中で泣いてしまった時などに退室しやすいです。
また、ベビー用品などは全て持ち込まず、必要最低限の物だけ持ち込むようにしてください。
会場でおむつ交換やミルクを作れる場所があるか事前に確認しておくのもポイントです。
参列する際は、周囲への配慮も忘れず、故人へのお別れが疎かになることがないようにしてくださいね。
赤ちゃんが生まれて月齢が小さい頃のお葬式やお通夜は想像以上に大変です。
参列しない場合は、弔電を送るなどすると気持ちが伝わります。
赤ちゃんが生まれたばかりのタイミングの急な訃報も慌てずに対応してください。