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インフルエンザの予防接種の値段は病院によって違います。
年齢によっても違います。
そこで、予防接種を受けに行く前に値段と相場を知っておけば安心です。
このページの目次
インフルエンザの予防接種の値段
インフルエンザの予防接種の全国平均は約3,350円です。
インフルエンザにかかって病院に行く場合と、ほぼ同じぐらいかと思います。
また、大人、子供、高齢者によって値段が違います。
平均価格は、
- 子供:5,000円前後
- 大人:3,000円前後
- 高齢者:1,500円前後
となっています。
病院によって値段が違う理由
インフルエンザの予防接種の値段が病院によって違う理由は自由診療だからです。
自由診療は病院が自由に値段を設定できます。
「腹痛」や「風邪」などの症状があって病院に行った場合は医療保険で診察を受けることができます。
インフルエンザの予防接種は、健康な状態で診察を受けるため医療保険が適用されません。
そのため、病院によって値段が違ってきます。
年齢によって値段が違う理由
年齢によって値段が違う理由は回数と補助金によって変わってきます。
13歳未満の子供の場合
インフルエンザワクチンを2回注射する必要があるため、2回分の値段が発生します。
そのため、大人より高くなってしまいます。
高齢者の場合
地域の補助金があるため値段が安くなります。
理由は重症にならないためです。
補助金は地域によって違いますが、その分値段が下がります。
なぜ子供は2回受けるの?
お子さんに2回も受けさせるのは大変ですね。
これもちゃんと理由があります。
インフルエンザの予防接種に使われてるワクチンは1回の接種だと効果が薄いからです。
2回打つことによって、より高い効果が出ます。
13歳以上の場合1回でいい理由は、過去にインフルエンザにかかった可能性が高いためです。
既にインフルエンザに感染した経験があり免疫をもっているからです。
受けれる病院
インフルエンザの予防接種は町の診療所から大きな病院までどこでも受けることができます。
自由診療のため、どこの病院でも予防接種を打っても大丈夫だからです。
内科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科、整形外科など近くにある値段の安い病院を調べて受けることをオススメします。
予防接種の仕組み
人間の体は一度インフルエンザに感染すると、ウィルスに対して抗体を作ります。
それが免疫です。
ワクチンはその年に流行るウィルスの一部を接種しています。
体に入ると抗体が作られます。
一度体内に入ったことがあるウィルスの免疫があれば感染しにくくなります。
そのため、インフルエンザの予防接種を打った後に患部が赤くなったり腫れたり、熱くなったりすることがあります。
流行る前に免疫を作って予防することで重症になるのを防いでいます。
予防接種を打つタイミング
インフルエンザの流行するタイミングは12月下旬~3月ぐらいです。
予防接種は効果が出るまで2週間かかります。
効果が約5ヶ月続きます。
大人の場合
大人の場合ですと11月~12月中旬まで受けたら良いでしょう。
12月に入ると病院が混むため、11月中旬までがオススメです。
子供の場合
13歳未満のお子様は2回接種が必要なため、大人より早い10月中旬~11月中旬に1回目を打ちましょう。
1回目を打ってから2週間~1ヶ月間を開ける必要があるためです。
インフルエンザの流行が来る前に予防接種を終わらせておかないと意味がありません。
11月初旬に1回目、11月下旬に2回目を受けることをオススメします。
予防接種を打った後の注意
インフルエンザの予防接種を打ったあとに注意しておきたいことがあります。
打ったあと30分は安静にしていてください。
まれに、ワクチンが体に入り、びっくりしてショックを起こすことがあります。
30分経過しても特に問題がなければ日常生活をおくっても大丈夫です。
他には、
- 激しい運動(マラソン、サッカー、水泳など)
- お風呂で激しく患部をこする事
は止めておきましょう。
まとめ
インフルエンザの予防接種の全国平均は約3,350円です。
値段は自由診療のため病院によって違います。
予防接種を受ける時期は11月初旬がオススメです。
インフルエンザにかかり、しんどい思いをして病院に行き、待たされ、検査を受け、薬をもらって、帰ることを想像すると、事前に予防接種を受けて予防することは大切です。