この記事を読むのに必要な時間は約5分です。
北国に行って雪を見ると雪を持って帰りたくなることはありませんか?
雪だるまを作ったらなんだか愛おしくて持って帰りたくなりませんか?
でもどうやって家まで持って帰ったらいいかわからない…
そこで今回は雪を宅急便で送る方法や、雪を持って帰る方法をお伝えします。
雪を宅配便で送る方法
雪を宅配便で送る時は、冷凍サービスの宅配便で送ってください。
雪は0度以上になると空気に触れると溶け始めます。
せっかく送った雪が溶けてしまっては意味がありません。
冷凍サービスのある宅配業者はヤマト運輸か佐川急便のどちらかになります。
- ヤマト運輸 クール宅急便 (-15度)
- 佐川急便 飛脚クール便 (-18度)
雪を宅配便で送るための梱包
雪を宅配便で送る時は必ず発泡スチロールの容器を使ってください。
なるべく分厚い発泡スチロール容器が理想です。
ビニール袋に入れてから発泡スチロールの容器に詰めても大丈夫です。
発泡スチロールの容器の蓋を閉め、蓋と容器をテープで水が漏れないようにしっかりと密閉してください。
雪の温度で発泡スチロール内の温度も下がります。
また、万が一溶けた時にも水漏れが起きません。
宅配便で預かってくれるの?
氷や、ドライアイスも宅配便で送ることができます。
品物に「雪」と書いても通常は荷物として送ることができます。
北海道からクール宅急便で雪だるまを送るサービスもあります。
雪を宅配便で送るため雪の詰め方
なるべく空気と触れないように容器いっぱいに入れてください。
押し固めて入れると届いた時にカチカチになっていることがあります。
なるべく柔らかい雪をふんわりと容器いっぱいまで入れるようにしてください。
トラックの振動で少し固まって届きます。
雪だるまの場合はビニール袋に入れて、その周りに雪を入れてください。
雪が溶ける原因は空気と太陽です。
宅配便で送る場合、太陽は心配ありませんが、容器の中に空気がたくさん入っていると溶けてしまう可能性があります。
なるべく空気に触れないように送ることを心がけてください。
雪を宅配便で送る時は営業所へ!
雪を宅配便で送る時は必ず営業所へ持ち込むか、冷凍設備のあるトラックに乗っているドライバーに手渡しで荷物を送ってください。
コンビニで送るのは絶対にいけません!
コンビニには冷凍設備がなく、ドライバーが荷物を取りにくるまでに溶けてしまいます。
また、冷凍設備のないトラックのドライバーに渡すとせっかく送った雪が営業所に着くまでに溶けるかも知れません。
営業所には冷凍設備があるので、荷物を出すとすぐに冷凍庫に入れてくれます。
なるべく家に届くまで冷凍庫の中にいる状態にして下さい。
ドライバーさんに手渡しするよりも営業所へ持ち込む方が確実です。
雪を持って帰る方法
雪を持って帰る時はクーラーボックスか発泡スチロールの容器に入れてください。
雪の入れ方や、梱包方法は宅配便で送る場合と一緒です。
なるべく空気に触れないようにして持って帰りましょう。
容器の大きさにもよりますが、電車や飛行機など暖房が効いている環境だと5時間ぐらい、車のトランクだと10時間ぐらいは雪が溶けずに残っています。
移動中に溶けるのは覚悟してください。
移動中に蓋を開けたり、溶けた水を捨てたりしないようにしてください。
容器の中より高い温度の空気が入ってくると、雪が溶ける原因になります。
なるべく容器の中の温度を低くするようにしてください。
また、キャンプなどで使う銀色のマットを容器に巻いておくとさらに効果的です。
雪を持って帰って保管する方法
雪を宅配便で送ったり、頑張って持って帰って来たら、少しでも置いておきたいですよね?
そんな時は冷凍庫に入れて保管ください。
雪を冷凍庫に入れる時は、密閉されている容器に入れてください。
そのまま雪を入れておくと水分がなくなってどんどん小さくなります。
冷凍庫の中の空気はとても乾燥しているからです。
ジッパー付きのビニール袋や、完全に密閉されたゴムパッキン付きのタッパーなどに移してから冷凍保存してください。
時間が経つと固くなりますが、何十年も雪だるまを冷凍庫に保存していた人もいらっしゃいます。
まとめ
雪を宅配便で送る時は冷凍サービスの宅配便を使ってください。
ヤマト運輸か佐川急便のどちらかです。
梱包する時は発泡スチロールの容器に入れてください。
なるべく容器にいっぱいに、押し固めずに入れます。
蓋をしっかりと密閉して、テープで目張りしてください。
送る時は宅配便の営業所から直接送ってください。
なるべく冷凍庫に入っていない状態を短くすることがポイントです。
自分で持って帰る場合は、クーラーボックスか発泡スチロールの容器に入れてください。
電車や飛行機なら5時間、車ならトランクで10時間ぐらいなら持って帰ることができます。
雪を冷凍庫に入れて置いておく時は、密閉された入れ物に入れて冷凍保存してください。
密閉されていないと雪がどんどん小さくなります。
雪国に行った記念に、お土産にしたり、雪だるまを自宅の前に少し飾っておくのもかわいいかも知れませんね!