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雑誌やファッションショーで活躍するモデル。
特に、最近はモデルの中でも「読モ」が雑誌やテレビなどで活躍しています。
テレビ番組に出演している芸能人の中にも「読モ」出身者がたくさんいます。
読モと言えば女性のイメージが強いですが、男性の読モもいます。
そこで今回は、メンズ読モのなり方についてまとめました。
このページの目次
読モのなり方!メンズの場合
メンズの読モになるためにはいくつかの方法があります。
メンズ読モのなり方を難易度が低い順番でご紹介いたします。
- 読モ募集オーディション
- ストリートスナップなどの出演
- SNSでフォロワーを集める
- 雑誌の所属モデル募集コンテスト
- 街でスカウト
生活スタイルや現在の職業によって、すぐに取り組めるものや難易度が高い方法があります。
大切なのは「どれか1つだけ」あるいは「1度だけ」応募や撮影されれば、すぐに読モになれるというわけではありません。
読モになるためには複数を、長期間継続的に行わない限りは読モへの道は開けません。
メンズの読モになりたければ、地道にコツコツ読モになるための活動を行ってください。
SNSでバズって読モになれる方はほんの一握りです。
読モ募集オーディションを受ける
この方法が最も一般的です。
雑誌などで活躍している読モもこの方法で読モになった方が多くいます。
「読者モデルオーディション」は雑誌ごとに募集しています。
応募の条件は、その雑誌によって多少異なります。
次の2点は、
- 年齢と性別
- 応募する時点での所属事務所や雑誌との専属契約の有無
応募条件として共通しているケースが多いです。
また、
- オシャレに強い関心や興味がある事
- ブログやSNSをまめに更新し、情報発信している事
- 打ち合わせや撮影で東京など指定の都市に通うことが出来る事
なども応募条件として明記されている場合があります。
応募はとても簡単です。
オーディションに関する情報は雑誌の誌面やWebサイトなどに掲載されています。
必要な情報を記入して応募するだけなので誰でも応募することができますよ。
一番ハードルが低いため、読モを目指す時の最初のステップとして取り組んでみてください。
読モ募集オーディションの応募内容
応募に必要な項目は雑誌によって多少異なりますが、内容はほぼどこの雑誌も同じです。
- 年齢
- 身長・体重
- スリーサイズ
- 血液型
- 応募動機
- 自己PR
- バストアップ写真と全身写真
などです。
応募後の審査には追加の書類審査や面接など様々です。
雑誌によっては最終選考に残った数人を雑誌に載せ、読者やイベント会場で選ぶ企画が行われつこともあります。
いくつかの審査を経て合格すると読者モデルとしてお仕事をすることができます。
ストリートスナップに出演する
ストリートスナップはファッションスナップとも言われています。
雑誌によっては略した言い方で”ストスナ”と表記されている場合もあります。
ファッション雑誌に載っている街で見かけるオシャレな人の服装や着こなしを撮影したスナップ写真のことです。
ストリートスナップは街でカメラマンに声をかけられ、その場で写真を撮ってもらいます。
ストリートスナップに何度か載せてもらい、雑誌の編集の方と人脈が出来ると、連絡先を交換したり、撮影に呼んでもらえることがあります。
ストリートスナップに出演するポイント
ストリートスナップに出演するためにはいくつかポイントがあります。
- カメラマンがいるスポットを把握する
- ”今”流行っているアイテムは避ける ※1
- 人が少ない平日や午前中を狙う
- イヤホンや電話はせず、ゆっくり歩く
- 1ヶ月先のファッションをする
- SNSで撮影の情報を集める
カメラマンや雑誌の編集スタッフの目に留まりやすい”ファッション”は当然です。
タイミング、話しかけられやすい態度などが重要になってきます。
※1 :”今”流行っているアイテムは避ける
ストリートスナップに出演している方が、流行のアイテムを必ず取り入れているというわけではありません。
最新のトレンドについて敏感になることはとても大切です。
しかし、流行のアイテムを取り入れたから”オシャレ”であるとは言えません。
手持ちの服とのコーディネートがうまく出来ているか、自分らしく着こなせているかが大切です。
着こなせていないと流行のアイテムだけが浮いてしまい違和感のあるコーディネートになってしまいます。
ストリートスナップのカメラマンは1つのアイテムに注目して見ているわけではありません。
少し離れたところから、服・バッグ・靴・アクセサリー・髪型・表情の全ての印象を見ています。
ストリートスナップに出演するためには流行のアイテムにこだわりすぎる必要はありません。
流行のアイテムをどのように使えばストリートスナップに出演できる可能性が高くなるのかという点が重要です。
「流行のアイテムを積極的にどんどん使う」ことにこだわるのではなく、「”今”流行しているアイテムは一昔前の流行だから避ける」ぐらいがちょうど良いバランスです。
自分から流行を作るために積極的に新しいアテイムを取り入れてください。
今、流行しているアイテムは既にたくさんの人が着ています。
最先端の”読モ”にとってはもう古いアイテムになっています。
”今”使うと流行遅れの印象になりカメラマンに声をかけてもらえません。
どうしても使いたいときは、”今”流行しているアイテムがアクセントにならないような控えめな使い方をしてください。
SNSでフォロワーを集める
Instagram・WEAR・twitter・facebookなど、SNSにはたくさんの種類があります。
何らかのSNSでたくさん(数千・数万単位)のフォロワーを獲得している場合はそれだけ”注目される人物”と雑誌側の編集者も判断します。
ダイレクトメッセージなどで連絡が来て、雑誌掲載の依頼があることもあります。
また、読モの活動内容は雑誌の撮影が基本ですが、SNS上での活動をメインにしている読モもいます。
最近はSNSで話題になった方が、テレビなどに出演し人気者になるパターンもよくあります。
雑誌の所属モデル募集コンテストに応募する
いくつかの雑誌で年に1度、所属モデル募集のコンテストを開催します。
コンテストで1位になると正式に雑誌の所属モデルになれます。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト、メンズノンノ専属モデルオーディションなどが有名です。
これらのコンテストは”読モ”ではなく雑誌の所属モデルです。
所属モデルコンテストに応募して1位になれなくても、雑誌の編集側の目に留まれば個別に連絡をもらえることがあります。
そこから読モや、専属モデルの道に進む方もいらっしゃいます。
街でスカウトされる
一番ハードルが高いのが街でのスカウトです。
読モの中には街で歩いている時にスカウトされてなった方もいらっしゃいます。
夢の様なパターンですが、あり得ない話ではありません。
テレビで芸能人の人が「スカウトされて」と話しているのを見かけますが、極めてまれなケースです。
ほぼ不可能と言っても過言ではありません。
読モとは?
そもそも読モの基準とは何なのかご存知ですか?
”読モ”は読者モデルの略で、モデル業を仕事として生計を立てている人ではないことが条件です。
普段は学生やモデル以外の仕事をしながら、時々ファッション誌の誌面に登場するような方を指します。
最近の雑誌では読モの方が専属モデルや事務所所属のモデルより多いケースもあります。
読者モデルの中にも、本業のモデルと同じくらい、あるいはそれ以上の支持を集めている方もたくさんいます。
実際に読者モデルからモデルへ本格的に職業としてステップアップするケースは珍しくありません。
こうした背景から、10代の中学生や高校生の間では読モは憧れの存在となっています。
雑誌側はあえて一般人をモデルとして起用することで、読者に親しみを持ってもらい、モデルにかかる費用を安く抑える事を狙いとしています。
女性の読モとの違いは?メンズ読モの特徴
モデルと言えば女性のイメージが強いです。
読モも同じで、刊行されているファッション雑誌の数を比べてみると圧倒的に女性誌の方が多いです。
女性ファッション雑誌を10とすると、男性ファッション雑誌は4~5程度です。
雑誌の数が少なければ、その分モデルの仕事も少なく、読者モデルも女性に比べて少なくなります。
メンズの読モになるためには、その「狭き門」を探しくぐり抜けなければいけません。
最近の特徴として、読モから芸能界へ入るケースがとても増えています。
純粋に「読モになりたい」「モデルになりたい」と思っている方だけではありません。
将来は芸能界で俳優や歌手として活躍するための足がかりとして読モを目指す方もたくさんいます。
数多いライバルとしのぎを削って勝負しなければいけないとても大変な世界です。
メンズ読モに求められるもの
読モは本業のモデルではないと言え立派なモデルです。
写真を撮られたり、ランウェイを歩いたりすることで報酬も発生します。
様々なファッションを身につけて、雑誌を読む人に「かっこいいな」「こんな服が着たいな」と思ってもらう必要があります。
そのため、洋服やブランドそのものを魅力的に伝えるためのスタイルの良さは必須です。
本業のモデルなら身長180センチ、ファッションショーのモデルならそれ以上が理想的です。
読モは親しみやすさが一番の特徴なので、そこまでの身長は必要とされないケースが多いです。
親しみやすさも重要!
身長だけでなく、痩せすぎや太りすぎも禁物です。
全身に程よく筋肉がついた健康的なスタイルが理想的です。
ファッションショーのモデルの場合は「顔のつくり」よりも「スタイルの良さ」が重視されます。
読モの場合は雑誌の誌面で顔がアップになることもあるため、顔の雰囲気も重要なポイントになっています。
必ずしも「超イケメン」である必要はありませんが清潔感はとても大切です。
スキンケアなども手を抜かずに意識して行うようにしてください。
特技や個性も大切!
メンズ読モを目指す方の中には、純粋に読モになりたいと思っている方だけではありません。
芸能界への足がかりとして読モになろうとしている方も大勢います。
スタイルがよくて顔がかっこいいだけでは狭き門を突破するにはハードルが高くなります。
そこで大切なのが、何かアピールできる特技や独特の個性が重要です。
長い間続けてきた習い事、得意なスポーツ、見た目の特徴、何でも構いません。
特に思いつかないときは、ファッションへの思い、家族のこと、将来の夢、これから頑張りたいことなどでも大丈夫です。
積極的に自分をアピールできる力が必要です。
まとめ
メンズ読モになる方法はいくつかあります。
- 読モ募集オーディション
- ストリートスナップ
- SNS
- 雑誌の所属モデル募集コンテスト
- 街でスカウト
などです。
どれかひとつで、すぐに読モになれるというケースは非常にまれです。
いくつかの方法を継続して取り組んみ、コツコツと活動を続けることで狭き門を突破できる可能性があります。
女性に比べると、男性向けのファッション雑誌は数が少なく、最近では芸能界に入るために読モを目指す方も多いです。
そのため、メンズ読モになるのは簡単なことではありません。
スタイル、顔はもちろん、自分らしいファッションの着こなしや個性なども大切です。
自分をアピールできるポイントを見つけ、「自分をプロデュースする力」を養って雑誌の編集側へとことんアピールすることが大切です。
飛び抜けて他よりもレベルが高い方や、何度失敗しても挫けずに続けられるた方がメンズの読モになっているケースが多いです。
読モになれたとしても、そこから成功への道が続いているわけではありません。
現在テレビなどで活躍している読モ出身者はほんの一握りです。
読モになってからも芸能界に入るには競争を勝ち残らなければいけません。
メンズの読モになりたい方は並大抵の覚悟では成功しないことを理解しておいてください。