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掃除用洗剤として広く知られている人気のオキシクリーン。
元は洗濯用の洗剤として発売されたのはご存知ですか?
洗濯用洗剤なので、衣類や靴にもちろん使えます。
そこで、今回はオキシクリーンを使った靴の黄ばみ汚れの落とし方をまとめました。
オキシクリーンが使えない素材についてもご紹介します。
このページの目次
オキシクリーンで靴の黄ばみを落とす方法
オキシクリーンを使って靴を洗う時は、まずは浸け置きから始めます。
40~50℃のお湯2リットルに対して付属のスプーン1杯のオキシクリーンを溶かします。
泡立て器や、割り箸などでしっかりと泡立ててお湯にオキシクリーンを溶かしてください。
オキシクリーンを溶かした液(以後オキシクリーン液)に2~6時間汚れた靴を浸け置きします。
汚れ具合によって時間は調節してください。
浸け置きした後に、歯ブラシや靴掃除用のブラシで汚れを落とします。
汚れを落とすときは生地を傷める原因になるので、あまり力を入れすぎないように軽くこすってください。
汚れをとるとキレイに黄ばみも落ちていますよ!
綺麗になったら、オキシクリーンが残らないようにしっかりすすいで脱水し、干してください。
手荒れの原因になるので、靴の汚れを落とす時はゴム手袋をして洗うようにしてくださいね。
オキシクリーンで靴の汚れもキレイに!
子供の運動靴、上履き、綿素材の白いスニーカーなどは黄ばみや汚れを落とすのが大変です。
オキシクリーンを使うと漬け置きしておくだけで黄ばみが漂白できます。
漂白すると同時に汚れを浮かせるため、軽く擦ると簡単に汚れが落ちます。
何十分かけてブラシで擦らなくても”スルン”と汚れが落ちて、とても気持ちよく掃除が出来るんです!
ぜひ一度お試しください。
オキシクリーンに浸け置きするポイント
オキシクリーンを使って浸け置きする時は、必ず熱いお湯でオキシクリーンをよく溶かして泡立ててください。
お湯の温度は50℃前後が効果的です。
お湯で酵素を活性化させることによって、汚れを分解する酵素が活発に働きます。
靴はしっかり全体が沈むように浸け込むようにしてください。
靴が沈まない場合は重しに石などを入れても大丈夫です。
オキシクリーンで靴を漂白するメリット
オキシクリーンは酸素性漂白剤で、色物の靴も漂白できます。
塩素系と違い、繊維の色まで落とすことはありません。
更に繊維を傷める心配も少ないため、安心して使うことができます。
オキシクリーンには殺菌・除菌効果もあります。
消臭効果もあるため、靴の嫌な臭い対策にもオススメです。
なかなか嫌な臭いが取れない靴もオキシクリーンに浸け置き洗いで丸ごと洗うことができます。
最初からブラシで擦るよりも簡単に汚れが落とせるため、靴掃除にかける手間を大きく省けるのが最大のメリットです。
オキシクリーンが使えない素材
浸け置きするだけで汚れが落とせるオキシクリーンですが、相性の良くない素材もあります。
間違った素材の物を浸け置きすると、逆に黒ずんだり黄ばんだりします。
そうなると、取り返しがつかなくなるためオキシクリーンを使う素材には気をつけてください。
オキシクリーンが使えない素材は、
- 革製品
- 合成皮皮
- ウール製品
- シルク製品
- 麻製品
- 金属
です。
これらの素材は変色や変形、劣化の原因になります。
オキシクリーンでキレイにするのはやめてください。
合成皮革のスニーカーや、麻混素材の靴などは特に注意が必要です。
まとめ
オキシクリーンを使って靴を浸け置き洗いすると、黄ばみや匂いもキレイになります。
オキシクリーンを溶かした液に数時間浸け置きした後に洗うだけなのでとても簡単です。
浸け置きする際はお湯の温度がポイントです。
40~50℃のお湯2リットルにスプーン1杯をしっかり泡立てて溶かすようにしてください。
オキシクリーンは、6時間で効果が弱くなります。
最大でも浸け置きは6時間までにしてください。
靴を浸け置きする前は必ず素材の確認を行ってください。
靴の素材によっては変色や変形の原因になります。
オキシクリーンを使って面倒な靴の汚れを簡単にキレイにしてくださいね!