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新生活を始めるために、まずは不動産屋さんで部屋を探さなくてはなりません。
不動産屋さんには行く時は予約なしでも大丈夫なのでしょうか?
基本的に予約なしで大丈夫です。
飛び込みで行っても部屋を見て回ることはできます。
今回は、お部屋探しのときのポイントなどをまとめました。
このページの目次
不動産さんは予約なしでも部屋探しをしてくれる!
不動産屋さんは基本的に予約なしでも大丈夫です。
空いているスタッフがいれば、すぐに対応してくれます。
しかし、予約なしで行くと部屋の希望を伝える所から始めるので、内見までに少し時間がかかります。
また希望する部屋の鍵が別の店舗にあることもあるので、当日に見に行けないこともあります。
閑散期であればほとんど問題ないですが、繁忙期ともなると多少待ち時間がある可能性があります。
もしも、予約なしで不動産屋さん行くなら時間に余裕のある日にしてください。
不動産に予約をして行くことによるメリット
不動産さんに行く前に予約する事によって、事前に希望の部屋や条件を伝えておくことができます。
また、待ち時間なくスムーズに内見することができるので大幅な時間短縮に繋がります。
事前に部屋の希望や条件を伝えておくことで、スタッフの方が似た条件の部屋をいくつかピックアップしておいてくれます。
あまり時間に余裕のない人や、部屋探しに時間をとられたくない人は、予約していくことでそれらの問題を改善できますね。
部屋探しで注意して見るべきポイント
お部屋探しをする時に注意して見ておくポイントをまとめました。
住んだ時に快適に過ごすめに、ぜひチェックして部屋探しをしてください。
部屋の立地
- コンビニ、スーパーはあるか
- 病院などの公共施設はあるか
- バス、電車の駅までの距離も許容範囲か
- 周辺の田んぼや川の有無
コンビニやスーパーはもちろんですが、田んぼや川が近くにあると、夏場に害虫が発生しやすいです。
洗濯物に虫が大量に付着したり、夜間の部屋の出入りの時に虫が室内に侵入してきたりするデメリットがあります。
建物と周囲の環境
- 駅までの歩きやすさ
- 夜間の街頭の多さ
- バスや電車の運行頻度
- 車の交通量
出来れば日中と夜間に周辺を歩いてみることをオススメします。
内見ではわからない周辺の環境を調査しておくと、騒音などのトラブルを回避することが出来ます。
部屋の広さ
- 持っていく家具に対して部屋の広さは適切か
- 部屋数は多すぎないか
- 扉の大きさは充分なサイズか
ベッドやタンスなど大きな家具を運ぶ際に、扉の幅が足りないことがあります。
引っ越し前に必ず確認しておくようにしましょう。
家賃
初めて一人暮らしをすると、光熱費や食費がどの程度かかるのか分かりづらいですよね。
家賃は収入の25%以下が理想とされています。
家賃の高さは後々負担になってしまいますので、無理のない価格帯で部屋を探してください。
換気扇
キッチンはもちろんですが、お風呂や脱衣所にもあるか確認しておきましょう。
お風呂周りに換気扇がないと、カビがはえやすく、お風呂の掃除にも手間がかかります。
軽量鉄骨と鉄筋コンクリート
軽量鉄骨の場合は家賃が安いですが、上下左右の生活音が響きやすいです。
鉄筋コンクリートは家賃が少しあがりますが、生活音は響きにくいです。
どちらを優先するか、また自分の生活時間なども考慮して選択しましょう。
隣と上下の住人
不動産屋さんに、気になる部屋の上下左右に住む住人の特徴や家族構成などを確認しておきましょう。
また、退去理由なども聞いておくと、近隣トラブルなどが原因である場合は回避することができます。
部屋探しから引っ越し完了までの流れ
ここまでで約3週間程かかりますので、逆算して計画をたてるようにしてください。
不動産屋さんに行ってから大まかな流れは、
- ❶ 不動産屋さんに行く
- ❷ 内見
- ❸ 入居申し込み契約
- ❹ 入居審査
- ❺ 賃貸契約
- ❻ 初期費用の支払い
- ❼ 鍵の引き渡し
- ❽ 引っ越し
- ❾ 入居
の順番です。
不動産屋さんから入居申し込み契約
まず不動産屋さんに出向いて部屋を探します。
部屋探しを始める前に、希望の家賃、部屋数、駅までの距離、エリア、初期費用の予算などを予め決めておくとスムーズです。
部屋の希望を伝え、いくつかピックアップした部屋を内見しに行きます。
気に入った物件があれば、当日に不動産屋さんと契約することをオススメします。
とくに繁忙期は条件のいい部屋は取り合いになります。
入居申し込みの契約の手続きをします。
入居審査から入居まで
申し込みをすると、入居審査があります。
審査はだいたい3日から1週間程かかります。
無事に審査が通ると、賃貸契約に移ることができます。
賃貸契約の際、前家賃や火災保険、仲介手数料や敷金礼金などの初期費用を支払います。
また、契約の際にいくつか書類を用意しなければなりません。
当日に慌てることのないよう、必要書類を不動産で事前に確認しておきましょう。
契約書と必要書類が全て揃ったら、鍵の引き渡しをしてもらえます。
鍵を受け取ったら引っ越しを、入居します。
部屋探しに適した時期と理由
一般的に、引っ越し業者や不動産屋さんの繁忙期といわれるのは1月~3月です。
新生活の始まる4月に合わせて部屋探しをする方が多く、また出ていく人も多い時期です。
部屋をゆっくり吟味したいならこの時期は外したほうがいいでしょう。
4月~6月は結婚シーズンなので、ファミリー物件がよく動く季節です。
涼しく引っ越ししやすい時期で、ピークもすぎた後なのでそこまで混雑していることもありません。
ゴールデンウィークなどの大型連休を除けば料金も抑えることができます。
7月~9月は暑い時期なのであまり引っ越しをする人がおらず、不動産屋さんや引越し業者は閑散期です。
そのため家賃交渉や、引越しを安く抑えたい方にはオススメですが、部屋数は多くありません。
10月~12月は新築物件が多く出回る時期です。
また、部屋探しをする人もそこまで多くないのでゆっくりと探すにはオススメの時期です。
年末さえ避ければ料金もそこまで高くはないでしょう。
まとめ
初めての引っ越しの場合は、不動産屋さんに行くのも緊張してしまいますよね。
不動産屋さんは事前に予約なしでも部屋探しはできます。
事前に予約を入れてから行くとスムーズに部屋探しをすることができます。
予約なしでも部屋探しはできますが、時間に余裕をもって部屋探しをするなら予約をしてからがオススメです。
まずはネットの物件情報などを見て、でしっかり条件を絞っておくと、理想のお部屋をスムーズに見つけられます。
注意するポイントをしっかり把握して、新生活を快適にすごせるように部屋探しを進めてください。
また、タイミングによっては家賃交渉や初期費用を抑えることも可能です。
自分にとっての譲れない条件と、ベストな時期を選んで悔いのない引っ越しができるよう心掛けてください!