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ケーキや冷凍食品などを購入する一緒に入れてれる保冷剤。
いつの間にか冷凍庫の中に溜まっていませんか?
私の家の冷凍庫にもいくつか保冷剤が必ず入っています。
保冷剤には特に使用期限がありません。
食べるものでもないため、長期間冷凍していても問題なく利用できます。。
そこで今回は、保冷剤の使用期限についてまとめました。
保冷剤の使用期限について
保冷剤には特に決まった使用期限はありません。
直接口にする物ではないため、使用期限を設けずに販売されている商品がほとんどです。
特殊な素材が使われている保冷剤には1週間~10日と1度きりの使い切りの物もあります。
一般的にケーキ屋さんや食品を買った時にもらえるような商品は何度でも繰り返し使えます。
また、古いからと早く溶けたり、保冷効果がなくなったりということもありません。
古くなって袋が劣化していると、冷凍した時に膨張して破れてしまうことがあります。
袋が破れて中身が漏れ出てきたら捨てるようにしてください。
保冷剤の捨て方
一般的な保冷剤の中身は高吸水性ポリマー(高分子吸収体)と水です。
高吸水性ポリマーは紙おむつや生理用のナプキンなどにも使われています。
捨てる時は、燃えるゴミとして捨てて大丈夫です。
自治体によっては分別して捨てなければいけない所もあるかも知れません。
保冷剤を捨てる時の注意点
保冷剤が破れてしまって、中のジェルが出てきたからと排水管へ捨てないようにしてください。
高吸水性ポリマーは水分を吸収する性質を持っています。
排水口やトイレに捨ててしまうと、排水管の中の水を吸収して詰まる原因になります。
保冷剤の中身の高吸水生ポリマーとは?
保冷剤の中に入っている高吸水性ポリマーは水をものすごく吸収する素材です。
最大で自重の400倍もの水分を吸収するとされています。
多くの保冷剤が1%の高吸水性ポリマーと99%の水でできています。
保冷剤は水を吸った高吸水性ポリマーを冷凍して固めているシンプルな構造になっています。
高吸収性ポリマーを取り扱う注意点
高吸収性ポリマーを手で直接触っても害はありません。
保冷剤のパッケージなどにも「食べ物ではありません」と大きめに記載のある通り、食べてはいけません。
もし食べてしまうと、高吸収性ポリマーが体の中の水分を吸収してしまいます。
お腹が痛くなったり、喉が痛くなったりします。
また、高吸収性ポリマーは有害物質のエチレングリコールも含まれています。
エチレングリコールは過呼吸や腎不全などの原因となります。
そのため、保冷剤を口の中に入れて遊んだり、間違って飲み込まないようにしてください。
プラスチック製の保冷剤の中身は?
アウトドアなどで使うプラスチック製の保冷剤の中身も基本的には同じように高吸収性ポリマーと水などが使われています。
また、プラスチック製の保冷剤の場合は長期間使うことを想定して防腐剤などが入っていることもあります。
中には違う素材を使って氷点下以下にまで保冷できる商品もあります。
まとめ
保冷剤に使用期限は特に設けられていません。
ケーキや冷凍食品を買った際にもらえる保冷剤は繰り返し何度でも使えます。
袋が破れて中身が出てきたら捨てるようにしてください。
保冷剤を捨てる時は基本的には中身ごと燃えるゴミとして捨てるようにしてください。
中身が出てきたからとトイレや排水口に流すと詰まる原因になります。
保冷剤は水と高吸水生ポリマーで出来ています。
高吸水生ポリマーは水分をものすごく吸収する素材です。
間違って口の中に入れないようにしてください。
アウトドアなどで使うプラスチック製の保冷剤も基本的には中身は同じような素材です。
中には氷点下以下にまで凍らせれる保冷剤もあります。
私の家でも保冷剤がいつの間に溜まっていて冷凍庫を占拠している時があります。
一定量を超えた保冷剤は古いものから順番に捨てるようにしています。