精油をお風呂で効果的に楽しむ使い方と注意点

この記事を読むのに必要な時間は約5分です。

毎日のお風呂を精油を使って少しだけ贅沢な気分にしてみませんか?

精油は天然素材100%なのでお肌にも身体にも効果的です。

今回は精油のお風呂での使い方をまとめました。

精油を使った心も体もリラックスできるボディケアもご紹介します。

精油のお風呂での使い方

精油でアロマバスを楽しむ女性のイラスト

お風呂での精油の使い方は様々です。

最も親しまれているのはアロマバスです。

お好みの精油をお風呂に3滴~5滴ほど落とし、よく混ぜて入浴します。

精油は数滴でも十分に香り付け出来るので、2種類混ぜて使うのもオススメです。

お肌が敏感な方は洗面器などにお湯を張って精油を落とし、香りを楽しんでください。

お肌のトラブルの原因になることがあります。

また、アロマバスの他にもヘアケアやボディケア、フェイシャルケアなどにも精油を使って楽しむ事ができます。

今回はお風呂に入る時に使いたい、精油を使ったオリジナルアイテムの作り方もご紹介します!

精油の天然ヘアパックの使い方と作り方

椿油でトリートメントしているイラスト

オイルと精油を容器にいれしっかりと混ぜたら完成です!

材料は3つだけでとても簡単です。

  • オイル 50ml(ホホバオイル、オリーブオイル、アルガンオイルなど)
  • 精油 10滴
  • 容器(洗面器やお皿など)

ヘアパックをシャンプー前にすることで、頭皮環境を整え髪のハリやコシに繋がります。

パックはオイルを揉み込むように髪に馴染ませます。

頭皮をマッサージしながら馴染ませると効果的です。

馴染んだら、シャワーキャップなどをして30分~60分程度オイルを浸透させてください。

入浴しながらだと、血行が良くなり更に効果が期待できますよ!

その後は洗い流してシャンプーしてください。

精油の天然ヘアパックにオススメの精油

  • ラベンダー(脱毛予防に効果的)
  • ゼラニウム(頭皮の皮脂バランスを整えます。)
  • ローズ(保湿作用があり、髪の活性作用をもたらします。)

精油のバスボムの使い方と作り方

精油で作ったバスボムのイラスト

お風呂に入っている時にもっと精油を楽しみたい方にオススメのバスボム。

少し材料が多くなります。

  • 重曹(大さじ2杯)
  • 天然塩(大さじ2杯)
  • クエン酸(大さじ1杯)
  • 精油 5滴
  • 水 適量
  • 霧吹き
  • ラップ
  • ボール

ボールに重曹・クエン酸・精油・天然塩を加えて水を少しずつ足しながら混ぜます。

混ぜているとゆっくり固まっていくので、水を少しずつ入れて調整するのがポイントです。

水の入れすぎに注意しながら固まってきたらラップで包んで固めてください。

ある程度形が出来たら1日程度寝かせてから使ってください。

粉末色素などを加えて色付けするのもオススメです!

精油のバスボムにオススメの精油

  • ラニウム・ローズ(保湿に効果的)
  • グレープフルーツ・マジョラム(肩こり、腰痛に効果的)
  • シダーウッド・フェンネル(ダイエットに効果的)
  • ベルガモット・サイプレス(ニキビに効果的)

精油の天然フェイスパックの使い方と作り方

精油のフェイスパックをしている女性のイラスト

精油を使ったフェイスパックは天然素材だけのしっとりフェイスパックです。

材料は、

  • オイル 5ml(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)
  • 精油 2滴
  • 精製水 45ml
  • フェイスシート1枚
  • ・容器

オイルと精油を容器に入れてしっかりと混ぜてください。

オイルと精油が混ざったら、精製水を加えて更によく混ぜます。

そこにフェイスシートを浸し、分離しないうちに顔に乗せ5分~10分ほどパックしてください。

精油の香りに包まれてリラックス効果もありますよ!

精油の天然フェイスパックにオススメの精油

  • ローズ・カモミールローマン(保湿に効果的)
  • ゼラニウム・パルマローザ(皮脂バランスを整えたい方にオススメ)

光毒性のある精油に注意!

光毒性のある精油のイラスト

精油の中には、肌に付いた状態で太陽の光を浴びると皮膚の組織を損傷します。

シミなどの原因になってしまうことがあります。

これを光毒性(ひかりどくせい)と言い、紫外線よりも強い刺激とされているため十分な注意が必要です。

一般的に光毒性があるとされている精油は、

  • ベルガモット
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • アンジェリカルート

などがあります。

これらの精油を使ったあとは、12時間以内は外出を控えるなど太陽の光を浴びなようにしてください。

まとめ

精油をお風呂で使う時は使い方を間違えなければ肌や体にとても良い影響があります。

精油をお風呂で楽しむには、2~3滴お風呂に入れてアロマバスとして使うのが一般的です。

肌が弱い方はお風呂に直接入れるとお肌のトラブルの元になることもあるため、洗面器などに数滴入れて香りを楽しんでください。

香りだけでもリラックス効果があります。

また、精油を使って自分でバスタイムを楽しむためのDIYもできます。

ヘアパックや、バスボムフェイスパックなど様々な楽しみ方ができます。

精油の効能を理解して使うことで、肌トラブルや疲れ、不眠などのストレスを改善する効果が期待できます。

悩みに合う精油を見つけて、毎日のお風呂にひと手間加え、心も体もリフレッシュしてください。