サスペンダーの色や選び方は?シーン別の選び方やサスペンダーの付け方もご一緒に!

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サスペンダーを付ける時は正装のイメージが強いです。

近頃はフォーマルやビジネスだけでなく、カジュアルに着こなしている方も多くなっています。

オシャレにサスペンダーを着こなしたいけど、色の選び方や正しい付け方が分かりません。

そこで、今回はサスペンダーを上手に着こなすための色や選び方、正しい付け方をまとめました。

サスペンダーの色の選び方は?

サスペンダーを付けた写真

サスペンダーにはたくさんの色や種類があります。

選び方は、好みの色や形を選んで頂いて大丈夫です。

フォーマルやビジネスシーンでは、色のルールやマナーがあります。

フォーマル・ビジネスシーンでの色の選び方

フォーマルシーンでは、色は「白」か「黒」か「白黒の縞柄」が基本です。

ビジネスシーンでは、カジュアルな印象になりすぎないように派手な色は控えるなど注意が必要です。

ネクタイなどの小物と色を合わせて全体の統一感を出すとオシャレに着こなせます。

カジュアル・アウトドアシーンでの色の選び方

サスペンダーを付けた写真

カジュアルやアウトドアシーンでは、好みや個性を大切に選んでください。

アウトドアシーンでは、動きやすさも重要です。

サスペンダーの種類(型)・素材・幅・ブランドなど様々な物があるので、遊び心のあるサスペンダーを選んでみるの面白いですよ!

サスペンダーのシーン別での着こなし方

タキシードを着た男の子のイラスト

サスペンダーを付ける際の着こなし方をシーン別にまとめました。

着こなし方を知れば、色を選ぶ時にも迷いにくくなりますよ!

フォーマルシーンのサスペンダーの着こなし方

フォーマルスーツがモノトーンの白黒のため、サスペンダーも白か黒が基本です。

色は白の無地黒の無地白と黒の縞柄の3種類の中から選ぶようにしてください。

サスペンダーの幅は3cm前後が一般的です。

細いサスペンダーはバランスが悪く、太いサスペンダーはジャケットやベストの隙間からチラチラと見え隠れしてしまいます。

燕尾服・モーニング・タキシード・礼服などのズボンには、基本的にベルト通しが付いていません。

基本的ベルト通しが付いていても、礼装にはサスペンダーを付けるのがルールです。

着る順番はYシャツ、サスペンダーが付きのズボン、ベスト、ジャッケットの順番になります。

サスペンダーはベストやジャケットに隠すのが基本です。

ビジネスシーンのサスペンダーの着こなし方

オシャレなサスペンダーの写真

近頃はビジネスファッションのクラシカルブームの1つとしてサスペンダーを使う方が増えています。

まだ見慣れないことも多く、選び方を間違えるとスーツを着崩している”だらしない”印象を与えることもあります。

目立ち過ぎず、派手過ぎないサスペンダーを選ぶようにするのがマナーです。

黒・白・グレー・紺・茶色系統がビジネスシーンにはオススメです。

黄色・赤・柄物でも問題はありませんが、そういった場合はネクタイや靴の色と合わせるようにしてください。

全体の印象がまとまって、すっきりと見えます。

ベストやジャケットの裏地と合わせるのも、チッラと見えたときに、グッとおしゃれな感じが増すのでオススメです。

カジュアルシーンのサスペンダーの着こなし方

サスペンダーの写真

フォーマルシーンやビジネスシーンにはルールやマナーがありますが、普段着で使う時は特に決まりはありません。

合わせる服や、コーディネートの雰囲気を考えながら、ファッションを楽しみながらサスペンダーを取り入れてください。

サスペンダーを付けていると…

アクセントになる

ブルーデニムに白シャツといった王道のシンプルなスタイルに、鮮やかな赤黄色インパクトの強い柄物のサスペンダーを取り入れるとオシャレな雰囲気になります。

クラシカルな雰囲気になる

ワークパンツやギンガムチェックのシャツなどの、少しレトロなイメージに、サスペンダーをプラスするとクラシックな雰囲気をより高めることができます。

新しい服を買わなくても、サスペンダーを追加するだけでクラシックで紳士的なコーディネートにでなります。

はずしになる

わざと、肩にかけずにはずして垂らす付け方もあります。

サスペンダーをわざとファッションの”はずし”として使う方法です。

サスペンダーを肩にはかけませんが、ベルトは使いません

落ちてこないパンツをを履くようにしてください。

ズボンを固定するための道具ではなく、アクセサリーを身につけるような感覚で使うのもオシャレです。

アウトドアシーンのサスペンダーの着こなし方

アウトドアシーンではサスペンダーを使うとウエストの締め付け締め付けがなく、楽に動くことができます。

色は好みや、その他のギアによって選んでも大丈夫ですが、虫が寄ってくる色は止めておくようにしてください。

蚊は黒、スズメバチは黒や濃い色、ミツバチは白、ブヨは暗い色に近寄ってきます。

白や水色など、明るめの色がオススメです。

サスペンダーの色以外の選び方

サスペンダーを付けている写真

サスペンダーを選ぶときは、色以外にも種類(型)・素材・幅・ブランドなど様々な物があります。

たくさんの中からどんな物を選べばいいのか各ポイントをまとめました。

サスペンダーの種類(型)の選び方

サスペンダーの型には、X型・Y型・H型・ホルスター型・ボタン吊り型などがあります。

X型とY型が一般的なタイプです。

Y型は、背中側でベルトがY字になり、背中をすっきりと見せることができます。

X型は、背中側でベルトがクロスされてX字になるタイプです。

H型は、X型の変形で背中側の中心に金具ではなく、縫い付けやゴムなどでH字になるようなタイプになります。

ホルスター型は、他の種類より肩から落ちにくく、着脱が簡単というメリットがあります。

ボタン吊り型は、留め具がボタンになっているタイプで、クラシックな見た目にコーディネートに最適です。

サスペンダーの素材の選び方

サスペンダーの写真

サスペンダーの素材は伸縮性のあるゴムのベルトが一般的です。

革製のベルトもありますが、伸縮性がありません。

伸縮性のあるゴムベルトのサスペンダーが動きやすくてオススメです。

普段から大人っぽい印象のファッションの場合は、革製のサスペンダーにチャレンジしてみるのもおもしろいですね!

サスペンダーのベルトの幅の選び方

サスペンダーの幅は、1.5cmから5cmぐらいまで様々な幅の商品が販売されています。

一般的なものは2.5~3cm前後です。

フォーマルやビジネスシーンでは3cm前後の物を使うのが一般的です。

細いサスペンダーは、肩にベルトをかけずに使う時に邪魔になりにくいです。

太いサスペンダーは安定感とサスペンダーの主張が強くなります。

アウトドアシーンなどは太めのサスペンダーをオススメします。

サスペンダーのブランドの選び方

サスペンダーを取り扱っているブランドは様々です。

今回はオススメのブランドをご紹介いたします。

ALBERT THURSTON(アルバート サーストン)

ALBERT THURSTONのロゴ

イギリスの伝統的なブランドで、サスペンダーの王道ブランドの1つです。

定番のストライプから、個性的なユニークな柄物まで、幅広い品揃えが魅力的です。

ベルト部分の生地もしっかりしていて、中には牛革を使用した高級感のあるサスペンダーも取り扱っています。

BRETELLE&BRACES(ブレテッレ&ブレイシーズ)

BRETELLE&BRACESのロゴ

イタリアのハンドメイドのサスペンダーブランドです。

職人さんの確かな技術に支えられた安心感のあるブランドです。

日本でも人気のブランドの1つです。

TAKEO KIKUCHI(タケオ キクチ)

TAKEO KIKUCHIのロゴ

ビジネスシーンで使えるなシックな色のものが多いのが特徴です。

ボーダーやストライプなど、バンド部分の柄のバリエーションが豊富で、ビジネスシーンで遊び心を加えたい方にオススメです。

HYDROGEN(ハイドロゲン)

HYDROGENのロゴ

ハイドロゲンはイタリアのスポーツウェアのブランドです。

遊び心のある、個性的なデザインが特徴のサスペンダーが多いです。

スカル柄や迷彩柄など、個性的なサスペンダーを探している方にオススメです。

カジュアルやアウトドアシーンでファッションのアクセントとして取り入れる方に人気です。

mont-bell

mont-bellのロゴ

日本のアウトドアグッズのブランドです。

アウトドアブランドならではのしっかりした作りが特徴です。

シンプルなデザインのものが多いでため、どんな場面でも使えます。

価格がリーズナブルなので、1本目を購入する時は選択肢に入れてください。

サスペンダーの正しい付け方

サスペンダーの写真

サスペンダーの正しい付け方は、サスペンダーをズボンに留めてから、ズボンを履き、ベルトの長さを調整してください。

サスペンダーの型がX型の場合は、金具が背中の中心の少し上に来るように調整します。

Y型の場合は、ベルト2本が1つに重なる点が背中の中心に来るようにしてください。

付けてから「ちょっとバランスがおかしいかな?」と思った時は一度ズボンを脱いで調整するようにするようにしてください。

また、サスペンダーを付ける時はベルトはつけないのが基本です。

付け方のポイントは「位置」

サスペンダーをズボンに「付ける位置」が着こなす上でのポイントです。

ズボンに付けるときには、ズボンがきれいに見える位置で付けるようにします。

前側はズボンのタック部分に合わせて付けてください。

後ろ側は、Y型は中央に、X型は中心から左右に3~5cmほど間隔をあけて付けるようにしてください。

ズボンの折り目のラインをくっきりときれいに見せることができます。

特にフォーマルやビジネスシーンでサスペンダーを使うときには、だらしない印象にならないように気をつけてくださいね!

まとめ

サスペンダーの色の選び方に決まりはありません。

しかし、フォーマルシーンでは「白」「黒」「白黒の縦縞」の3種類から3cm前後のサスペンダーを選ぶようにしてください。

ビジネスシーンでは、派手な色は避け、白、黒に加えて茶色や紺など落ち着いた色がオススメです。

ネクタイや靴の色に合わせて少し明るい色を使うのもオシャレのポイントです。

カジュアルやアウトドアシーンではファッションアイテムとして色を合わせたり、太めのものを主張したりご自身の好みで選んで頂いて大丈夫です。

色以外のにも種類(型)・素材・幅・ブランドなど様々ですが、どんな服に合わるのかをイメージしてから選ぶようにしてください。

サスペンダーの正しい付け方は、サスペンダーをズボンに留め、ズボンを履き、ベルトの長さを調整します。

また、サスペンダーを使う時はベルトは使わないようにしてください。

付ける位置も大切で、ズボンの折り目のラインがきれいに見えるように付けて、ベルトの長さを調整します。

ファッションのワンポイントとして、着こなせれば、オシャレに見えるので、サスペンダーを上手に着こなせるようになりたいですね!

2枚目のサスペンダーの写真はAlwayzsinging25様に帰属しています。
3枚目ノサスペンダーの写真はShonngregory様に帰属しています。