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仕事前やお昼休憩などに習慣でつい毎日飲んでしまう缶コーヒー。
カフェイン効果で頭がすっきりとするため、お仕事前の一服のお供にされている方は多いのではないでしょうか。
しかし、缶コーヒーを毎日飲むとじわじわと体に負担をかけています。
毎日缶コーヒーを飲むことによる体への影響をまとめました。
缶コーヒーを毎日飲むことでどうなるの?
缶コーヒーは一本で60~140キロカロリーあります。
角砂糖は1つで19キロカロリー程なので、3つ~7つも入っていることになります。
普通にコーヒーを飲むときには”あり得ない”程の糖分です。
カフェオレや、ミルクコーヒーなどは更に糖分が含まれています。
大人の1日の糖分の摂取量は25gで、角砂糖で7個程です。
缶コーヒーには半分に匹敵する量の砂糖が使われています。
1本で約半分の糖分を摂取することは血糖値を激しく上下させる原因になります。
血糖値の急上昇が頻繁に続くと、動脈硬化を引き起こす原因にもなり心筋梗塞や脳卒中の原因になることもあります。
また、肥満や糖尿病などの大きな原因になります。
缶コーヒーは手軽に飲めますが、毎日飲むと体への大きな負担となってしまいます。
コーヒーを飲む場合はコンビニコーヒー等に置き換えることをオススメします。
微糖や無糖の缶コーヒーも危険!?
微糖や無糖の缶コーヒーだからと安心してはいけません。
微糖や無糖の缶コーヒーには糖分の他、合成甘味料の「スクラロース」や「アセルスファムK」が含まれています。
これらは糖尿病や成長障害の原因となる可能性があるといわれています。
毎日の摂取によって体に蓄積されてしまうと、うつ病や吐き気、頭痛などの副作用を引き起こしてしまう可能性があるため注意が必要です。
また、アセルスファムKは砂糖の200倍の甘さがあるにも関わらず0キロカロリーです。
理由は分子が小さいため、体内では吸収されずに腸から肝臓を経由して腎臓へと運ばれて体外へと排出されるからです。
この循環が内蔵に負担を与え、肝機能障害や、腎臓への負担に繋がります。
カフェインの摂りすぎにも注意
缶コーヒーを毎日摂取するとカフェインの摂りすぎにも注意してください。
カフェインを摂りすぎてしまうと、睡眠障害や心拍の上昇、中毒症状などを引き起こします。
缶コーヒーは1日2缶以上飲むとカフェインの摂りすぎになります。
海外ではエナジードリンクのカフェインが原因で、カフェイン中毒から死亡してしまう事故も起きています。
夜遅くまで仕事をする時にエナジードリンクなどを摂取した場合は缶コーヒーを控えるなど注意してください。
コーヒーを飲むならコンビニコーヒーを!
コーヒーには体に良い効果もあります。
脳の活性化やダイエット効果、メンタルへの効能など悪いところばかりではありません。
コーヒーを毎日飲むことを習慣にしたい場合は、缶コーヒーではなくコンビニのドリップコーヒーや、会社で淹れるコーヒーなどに変更てください。
自分でコントロールして糖分やカフェインの摂取量を調節するように心がけてくださいね。
コーヒーには胃壁を荒らしたり、缶コーヒー同様カフェインによる副作用は残ります。
摂取のしすぎには気を付けてください。
まとめ
コンビニや自販機で手軽に飲めて、頭が冴える効果がある缶コーヒーを毎日の飲むことはオススメしません。
糖分が多く、合成甘味料も含まれているため体への負担がとても大きいです。
手軽に飲める分、体への影響を忘れてしまいがちです。
毎日の積み重ねで血糖値を激しく上下させてしまうと、動脈硬化などの外からはわからないとても怖い病気を引き起こす原因になります。
毎日の習慣には健康を意識して、1日の摂取量を調節するように心がけてください。
また、缶コーヒーからドリップコーヒーなどに変更することで、糖分の過剰摂取を抑えることができます。
金額もそこまで変わらずにできる対策です。
この機会毎朝5分早起きしてにコンビニコーヒーを飲むようにしてみてはいかがでしょうか?
私も毎日2本~3本の缶コーヒーを飲むのが習慣でした。
缶コーヒーを妻から止められて、毎朝セブンイレブンにブラックコーヒーSサイズ(100円)を買いに行くのが習慣になりました。
ホットコーヒーにお砂糖1本入れても缶コーヒーよりカロリーが低いんですよ。
おかげで減量に成功しています。